『配属ガチャ』から11年――その先の挑戦にestieを選んだ理由

【プロフィール】岡本 拓也(おかもと たくや)

東京都出身。早稲田大学卒業。 新卒で大手通信会社に入社し、ヘルスケア系SaaSサービスの立ち上げに従事。 その後、人事部にてマーケティング部門の担当人事(HRBP)を経験した後、 法人営業部門に異動となり、都内エンタープライズ企業へのDX支援を行う。 2025年4月よりestieに参画。エンタープライズセールスを担当。

はじめまして。2025年4月よりestieに参画した岡本と申します。
新卒から11年間勤めた会社を離れ、不動産業界未経験ながら新たな挑戦を求めてestieに飛び込みました。 本記事では、私がなぜこの決断をしたのか、その背景や入社後に感じたことを率直に綴っています。
異業界への挑戦を検討されている方に、少しでも参考になれば幸いです。

今までのキャリア

よく「配属ガチャ」という言葉を聞くようになりましたが、私のガチャは史上初となるグループ会社に出向というレアな結果でした。私以外の同期は全員親会社に配属される中、出鼻をくじかれる配属ではあったものの、入ってみると新規事業の立ち上げをしているチームへのジョインとなり、私を含め3名の組織であったため新卒ながら非常にエキサイティングな経験をすることができました。その後、立ち上げたサービスの営業として事業・会社への貢献もすることができ、振り返ってみると恐らく本社に配属されていたら出来なかったであろう経験ができ、そこでの5年間は濃密で自身にとっても非常に貴重な財産となりました。

その後、親会社への出向復帰とともに人事部へ配属となり、マーケティング部門のHRBPになりました。そこでは、採用面接や研修、人事制度の企画・実行を担当することとなり、これまで社外のお客様を向いて仕事をしていたところから、社内の役員が業務上のお客様となり、私の中では新たな仕事の進め方や考え方を手に入れられた経験だったかなと思っております。

1年半の人事を経て、最後は法人営業として都内のエンタープライズ企業のDX支援に従事することになりました。お客様のデジタル化・DX化から始まり、最近ではAI基盤の構築に携わることが多く、エンタープライズセールスのいろはを経験することできました。

振り返ると新卒からの11年間で、新規事業の立ち上げ、人事、そしてエンタープライズセールスと幅広い経験をさせていただいた前職には大変感謝をしております。

そんななか、法人営業に異動してから3年が経ち、入社10年という節目を迎え、漠然と自身の成長スピードも鈍化してきていると感じ、改めて今後のキャリアについて考え始めました。

なぜestieを選んだか

その際、自身がやりたいことを整理すると以下の2点に集約されました。

①世の中の非効率解消に貢献したい

直近でお客様のDX支援をしていたこともあり、各お客様が共通して抱える課題や、 業界構造上の問題など、デジタル化・DX化の文脈では個々のお客様に対しての支援ではなく、面で解決できることがまだまだ沢山あると感じており、歯痒さを感じていたので、そこにアプローチしてより早く生産性の向上を実現したいと思っていました。

②良い意味でファジーに営業もBizDevもやりたい

企業規模が大きくなるとどうしても縦割りとなり、営業/企画とそれぞれ組織が分断されてしまうことが多く、前職もそのような構造になっていました。一方でこれまでを振り返った時に自分が楽しいと感じたのは入社当初に経験をした、何もない中でBizDevをやりながら、自身でも売り、さらにお客様の声をサービスに還元するというカオスを感じながらサービス・会社を成長させるというところであり、またもう一度そのような環境に身を置きたいと思っていました。

結果的にestieであれば2点とも叶えられると確信し入社を決めるわけですが、もう少しだけ入社までの経緯を書きたいと思います。

estieとの出会いはエージェントさんからいくつか紹介いただいた有望なスタートアップの一社というものでした。当時は名前も聞いたことがなく、不動産領域という事で自分には親和性がないかも知れないと思いながらも、事業内容を聞き、漠然と面白そうと感じて選考にエントリーをしました。
選考を進めていく中で、estieのパーパスである「産業の真価を、さらに拓く」という意味を自身のなかで咀嚼ができ、商業用不動産という広大なフィールドでestieのもつデータ・サービスを使って自身が考えていたお客様の課題を「個」ではなく「面」で解決できるのではないかというワクワクを感じ、自身もその実現に寄与したいと考えるようになりました。

また、ポジションという観点においても、営業をしながら新たなサービス開発のリードをしている方も多く、自身が求めていた営業×BizDevが実現できる環境でもありました。
そして何よりも選考中にお会いする方がもれなくクレバーで完全に魅了されたのが決定打となりました。代表の平井をはじめ、選考でお会いした全員がestieで何を成し遂げたいのかを自らの言葉でキラキラと語っており、話をしていると自分も既にestieの一員になっているのではと錯覚するような感覚となり、自分もこの中に入って「産業の真価を、さらに拓く」に貢献したいと強く思い入社を決意しました。

これから何をしていくか

estieでは主に大手デベロッパー様向けのエンタープライズセールスとして、お客様の課題解決のご支援をすることでPurposeの実現に貢献することがメインミッションとなります。
入社直後から早速お客様先に同行をさせてもらっていますが、その際にestieが提供するデータやサービスによって業務課題が改善できたとお客様から喜ばれていること、また今後のアップデートに大きな期待をかけていただいていることを感じました。
まずはセールスとしてより早く、広くestieのサービスでお客様の業務課題の解決に貢献するとともに、不動産という膨大で煩雑な業務に深く入り込み、estieがない世界は考えられないという世界線を実現するために、新規サービスの開発もゆくゆくは担っていきたいと考えております。

最後に

私自身、新卒から11年勤めた会社を飛び出すまでにいろいろな葛藤がありましたが、estieに入社した今、転職してよかったと心から感じるとともに、「産業の真価を、さらに拓く」に貢献できることにワクワクしております。
不動産業界未経験でestieに飛び込んでみましたが、入ってみると未経験者も多く活躍しております。漠然と現状のままでいいのかと悩んでいる方、新たなチャレンジに一歩踏み出そうとしている方、ぜひ一度カジュアルにお話しできるとうれしいです。
ご応募お待ちしております!

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