
こんにちは。estieでプロダクトマネージャー(以下、PdM)を担当している、岡田 和(やわら)と申します。突然ですが、みなさんは「自分のキャリア、このままでいいのかな」とふと立ち止まって考えたこと、ありませんか?私はその問いと真正面から向き合って、社内異動制度を使ってビジネス職からPdMへの職種変更に手を挙げ、2026年4月から事業戦略室で新規プロダクトの立ち上げに関わっています。
このブログでは、なぜ私がビジネス職からPdMへの転身を決めたのか、その背景にある想いをお話しできればと思います。「今後のキャリアに悩んでいる」「未経験だけど事業開発やPdMに挑戦してみたい」と考えている方にとって、何かのヒントになれば嬉しいです。
estieの社内異動制度について
具体的な動機の話に入る前に、私が今回手を挙げた制度について少しだけ紹介させてください。 私が応募したのは、estieが新しく始めた「職種変更を伴う社内異動制度(Product Manager)」という制度です。一言でいうと、PdM以外の職種を担っている社員が、PdMに職種を変えて社内異動できるという公募制度です。この制度のメッセージがすごくシンプルで、
- Product Managerが新規プロダクト・新規事業を立ち上げることが事業成長の"起点"であり、その数はまだまだ不足している
- PdM はプロダクトマネジメントトライアングルで表されている通り、開発、顧客、事業の間に立って働きます。つまり、開発 (Dev)、顧客 (Ops)、事業 (Bizdev) に隣接する人は PdM の仕事の一部を既にやっているとも言える
- だったら、estie の Values を体現しており、開発・顧客・事業の専門性を持ち、不動産ドメインの知識がある人が周りにいるならば、その力に頼ることが一番いいのではないか?
というもの。estieは「産業の真価を、さらに拓く。」というPurposeに向けて、複数のプロダクトを生み出し続けるマルチプロダクト戦略を採っています。新しいプロダクトを生み出すには、顧客業務にDeep Diveして課題を発見できるPdMが不可欠。だからこそ、開発(Dev)・顧客(Ops)・事業(Bizdev)に隣接している人の中から、PdMの素養を持つ人を社内から登用しよう、という発想です。
※Opsとはestie内ではビジネス職のことを指します。
自己紹介:新卒で不動産業界に入り、estieで新規営業から既存顧客営業まで幅広く経験
本題に入る前に少しだけ自己紹介させてください。
私は2019年に三井不動産ビルマネジメントに新卒で入社し、プロパティマネージャーとして都内のオフィスビル運営管理に従事していました。その後、2022年5月にestieに転職。当時のestieは社員数40名ほどで、まだまだ成長途中の会社でした。入社当初は新規営業を経験し、その後はアカウントマネージャーとして既存顧客への売上拡大やサービス活用支援を担当。2024年7月にはマネージャーに昇格し、PdMに転向する直前はクライアントソリューション統括本部 不動産セクター統括部で主に大手不動産デベロッパー様向けに既存プロダクトの活用支援から新規ソリューションの提供など幅広い活動をしつつチームマネジメントも行っていました。estieに入ってから今日まで、本当に様々な経験をさせてもらいました。その過程でプロダクトも10個(未公表含む)を超え、会社と共に成長してきた実感があります。
なぜPdMに挑戦したのか:3つの動機
①「プロダクトを作る側」にどっぷり浸かりたかった
これまで経験してきた役割の中で日々お客様と向き合っていると、「ここをもっと突き詰めれば、お客様の事業をさらに動かせるはずだ」と感じる瞬間が本当に多かったんです。estieのプロダクトはお客様に確かな価値を届け続けていることは間違いありませんが、だからこそ、ここからさらに踏み込んだ価値提供ができる余地がある、と日々のお客様との対話の中で感じる部分もありました。ただ、ビジネス職としての立場では、どうしても短期的な目標達成に目線がいきがちで、プロダクトの中長期的な進化に自分自身が深く関わっていくことが難しい。そんなもどかしさを感じていました。
自分自身、常日頃からestieをお客様にとって"なくてはならない存在"にすることやお客様の事業成果に、プロダクトを通じてもっとダイレクトに貢献していくことを目指していますが、自分自身がプロダクトを作る側に回って、開発チームと一緒に価値を形にしていくのもそれらを達成するための1つの手段であると考えました。最終的な意思決定を担うPdMという立場で、エンジニア・デザイナー・Opsメンバーの知見を統合しながら、プロダクト価値を顧客の成果につなげていく。そんな役割を担いたいと思ったのが、1つ目の動機です。
そして今、まさに事業戦略室で新規プロダクトの立ち上げに関わらせてもらっています。0→1のフェーズで、顧客課題の深掘りからプロダクトの骨格づくりまで、全部に向き合える環境。これ以上ない挑戦の場だと感じています。
② 自分自身をもう一段成長させたかった
入社して4年。ありがたいことに様々な経験をさせてもらい、できることも増えていきました。カスタマーサクセスの領域では社内で一番歴が長くなり、勝手もわかってきたこともあり業務にも徐々に「心地よさ」を感じるようになっていました。そのため、正直最初は公募制度に応募するか迷っていました。せっかくここまで積み上げて来た経験や社内的なポジションをリセットすることに怖さがありました。
ただ、ここで「これはまずい」と思ったんです。私の持論ですが、人が成長するのはコンフォートゾーンを抜け出した瞬間だと思っています。コンフォートゾーンを飛び出すと、ソワソワするし、不安にもなる。逆に言うと、心地よさを感じている時点で、それは停滞している証拠。人は現状に留まろうとする力がめちゃくちゃ強いので、意識的に環境を変えていかないと簡単に現状維持の方に留まろうとする習性があります。estieへの転職も含めてこれまでの経験上、コンフォートゾーンを飛び出す一番の方法は環境を変えること、そして険しい目標を周囲に宣言すること。今回の社内公募はまさにその両方を満たすチャレンジでありチャンスでした。成果の出し方すらまだ見えない、ソワソワする環境に飛び込んで、もう一度成長曲線を描く。それが2つ目の動機です。
③ estieのキャリア形成の幅を広げて、組織を強くしたかった
3つ目は組織目線の話です。
ビジネス職からのPdMへの職種転換は他の会社では見られると思いますが、estieにはまだその事例がありませんでした。だからこそ、その第一人者として道を切り拓きたいと思ったんです。私がPdMに職種を変え成果を出せれば、estie社内でも「岡田ができるなら自分もできるかも」と思ってくれる人が増えるかもしれない。コンフォートゾーンの話は組織にも当てはまると思っていて、組織として新陳代謝を促進していくことで、組織全体が強くなっていく。こういった職種変更や登用が、自分をきっかけに盛んになっていけばいいなと思っています。そうすることで、組織全体の底上げに繋がりますし、それを魅力に思ってestieに入社してくれるメンバーも増えると考えています。自分はestieとともに成長してきたので非常に愛着がありestieが大好きです。そんなestieをもっともっと強くて魅力的な会社にしていきたいと考えた時にそうした循環を作っていくことは必須であり、自分が第一人者として切り拓いていきたいと考えました。
estieのPdMとして実現したい未来
少し大きな話をすると、私がPdMとして実現したいのは、estieを不動産業界における絶対的なインフラにすることです。マイクロソフトやグーグルのように、業界内の業務で使うのが当然の存在になり、業界に不可欠な基盤になることを目指しています。そのためには、プロダクトも機能もまだまだ足りません。現在、事業戦略室で新規プロダクトの立ち上げに関わっているのは、その未来を一歩でも前に進めるための挑戦そのものです。これまで以上に顧客と向き合いながら、エンジニア・デザイナーを始めとする社内メンバーとともに顧客価値を形にしていく仕事に本気で向き合っていきます。
最後に
ここまでカッコつけたことを述べてきましたが、自分が当制度の第一号になることもあり、正直責任やプレッシャーはあります、、、笑。加えてPdMとしての「型」は、本当に何もわからない状態からのスタートで、新規プロダクトの立ち上げというestieの中でも難易度の高いミッションを任せてもらっていることもあり毎日が試行錯誤の連続です。PdMの「型」を身に付けつつも自分には不動産業界のドメイン知識と、お客様と向き合い続けてきた経験という強みがあるので、それらを活かしながらPurpose実現に向けて自分なりの価値の発揮の仕方を見つけていければと考えています。
ここまで読み進めていただいた方は既に理解されていると思いますが、estieには「魂ドリブン」というValuesがある通り(Valuesに関するブログはこちら)、自ら手を挙げた人にはチャンスが回ってくる会社です。今後のキャリア形成に悩んでいたり、もっと成長したいと思っている方、今後事業開発やPdMのような職種に挑戦してみたい方、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか? 私自身が「未経験のPdM」として新規プロダクトの立ち上げに日々もがいている真っ最中なので、リアルな話ができると思ってます!
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