
こんにちは。プロダクトマネージャの齋藤 @shisaito です。
先日、estie、CyberAgent、Findyの3社で、プライベートなPM勉強会を開催しました。
各業界で活躍されている社外のプロダクトマネージャ(以下PM)の皆様をお招きし、プロダクトマネジメントやビジネス、組織など多岐にわたるテーマで議論を行いました。当日は、各社から持ち寄ったテーマをもとに、ラウンドテーブル形式(1つのテーブルを囲んでワイワイする)でセッションを行い、ざっくばらんに会話しました。

ディスカッションテーマの概要
議論の中で扱われた主なテーマの一部をご紹介します:
エンタープライズ領域におけるプロダクトとプロジェクトの違い
- エンプラ案件を対応するとき、SaaSとして汎用化して作っていくか、顧客ごとの個社対応の要望をどうバランス取るか。個社対応をどこまで許容して、プロジェクト化していくか。
AIがPMの仕事に与える影響
- AIコーディングにより開発スピードが加速する中、PMの企画フェーズがボトルネックになっている。生成AIを企画に活用しても、本質的なユーザ課題を見つけることは容易ではない。人がどこまで先回りして、仮説と意思決定を進められるかがポイントに。
プロダクトと営業の役割分担
- フェーズによって変化していくプロダクト主導とセールス&マーケティング主導による成長ドライバー。ディスカバリーや運用の状態によって必要な人数や体制は変わっていく。
組織文化と目標設定のあり方
- 売上目標を開発メンバーが一定持つことによって当事者意識が高まる一方、売上を作る短期的な視点に陥りやすい。売上目標を持たないことで、長期的なプロダクト価値の追求に取り組める一方、成果への貢献意識が薄まるとの意見も。短期と長期どちらに視点を置くか。
PMに求められるスキルと採用基準
従来のプロダクトマネジメント力だけではなく、ビジネス、マーケティングスキルに加え、AIを扱えるスキルや活用できる素養も求められており、どのように採用時に見極めするか。
PMの採用にあたって重要視しているポイントは何か。
チームのエンゲージメント向上
- toBの場合は、顧客との商談に、開発メンバーが同行することで、プロダクト価値を”自分ごと”として捉える機会を提供。また、顧客からのフィードバックを積極的に共有することによって、チームのモチベーションを高めている。
やってみた感想、気付き
今回の勉強会は、非常に濃密で、示唆に富む議論の場となりました。
参加した各社は、toCとtoB、事業規模やフェーズの違いもありながら、プロダクトマネジメントに関して共通する悩みや問いがあることを実感しました。異なる事業領域における意思決定や、プロダクト運営ノウハウ、事例を持ち寄ることで、視野が広がり、自社の強み・弱みを客観的に振り返る良いきっかけにもなりました。
そして、toBとtoCの違いから見える意思決定プロセスやKPI設計、ユーザ理解の方法にも差がある一方で、「ユーザの課題解決を通じて価値を生む」という根本の姿勢には強い共通点がありました。
今回のようなクローズドなプライベート勉強会だからこそ、普段なら言いづらいテーマ(プロダクトとセールスのリアル、チームのマネジメント、採用や組織課題など)にも踏み込んだ率直な対話ができたと感じました。
一緒に勉強会、イベントをやりましょう!
改めて、異なる事業領域やバックグラウンドを持つPM同士が議論することは、とても重要な機会です。estieでは、このような学びの場作りを継続的に実践していきたいと考えています。
プロダクトマネジメントに限らず、アイディアの壁打ち、AI活用、採用や組織課題など幅広いテーマで、一緒に勉強会、イベントをやっていきませんか?
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