estieでデザインエンジニアとして領域を広く“やっていき“ます!

プロフィール 長尾 恭太(ながお きょうた)
山口県生まれ。徳山高専、筑波大学卒業。
大学卒業後に新卒でNPO法人に入社し、フロントエンドエンジニアとして自社サービスの開発を担当。その後もフロントエンドエンジニアとしてプロダクト開発に従事。

はじめまして、2023年1月からestieでデザインエンジニアをしているきょんしーです。
estieが3社目になるのですが、estieでなら面白いことができそうだなと感じているので、言語化も兼ねて入社エントリーとさせていただきます。

自己紹介

React, TypeScriptでアプリケーションを作成したり、webpackの設定をいじったり、ライブラリを作ってnpmに公開してみたりとフロントエンド大好き人間です。

1つのことを極めるよりも興味を持ったことを色々と触ってみるタイプです。フロントエンド開発ではビルドのパフォーマンスのことからマークアップに至るまで考えることが多いので、自分自身の興味が尽きることがなく、今日も「フロントエンド何も分からんけど楽しい」で生きてます。

自分は何をしたいのか

こんな性格もあってかT型人材と呼ばれるスキルにはまだ遠いですが、フロントエンドを軸にしつつも色んなことに興味を持っています。 なぜフロントエンドを軸として興味を持ったのかを深掘っていくと、ただ単にその技術スタックが好きだとかの側面よりも

「自分が実装した画面・コンポーネントをユーザーはどう感じるか」

ということが中心にありました。

ユーザーが直感的に使えるかなどのUIはもちろん、レスポンスの速さや描画のスムーズさといったパフォーマンスの観点でも体験を考え、ユーザーがどう感じるかを強く意識しながらフロントエンド開発をしていました。

前職でFigmaを使ってプロトタイプ作成から実装まで行った際、機能を作り上げることはできましたが、画面内におけるバランスや画面を跨いだUIの統一感をうまくプロトタイプで表現できなくて悩んだことがありました。
振り返ると、実装する時のことを過度に考えてしまい、開発者視点での作りやすいUIになってしまっていました。

このような考えや経験もあり、今後のキャリアを考えるなかでフロントエンドを軸にしつつデザイナーとしても価値を発揮できる人になりたいと思うようになりました。

estieとの出会いと決断

2022年の8月末くらいから転職について考え始め、VPoDの荒井にTwitterのDMで声をかけていただきオンラインとオフラインの計2回カジュアル面談をしました。高専の時から情報工学しか学んでこず、商業用不動産に関してのドメイン知識は全くなかったので「商業用不動産とは何か」「estieが提供しているサービスがどう使われているのか」などを教えてもらいました。

面談や面接の中で、デザイナーがコンポーネントの実装をしたり、SWEはバックエンド、フロントエンドを始め全てに関与したりしているということを聞いていました。
ただ、デザイナーはデザインに関するスキルに強みがあるため、コンポーネントをどう実装すれば良いかという点においては試行錯誤している。ということでデザインエンジニアとしてのポジションの提案がありました。

これまで主にフロントエンドを担当してきたので自分の望んでいたお誘いではあったのですが、estieでデザインエンジニアとして働いている自分の姿が想像つかなかったり、estieが掲げている「産業の真価を、さらに拓く。」というPurposeは具体的にどのような会社・プロダクトになることを目指しているが伝わらなかったため決め手にはなりませんでした(当時の自分の心情メモを振り返りながら)。

このような疑問も残る中で最終面接でCEOの平井に「中長期でestieをどうしたいのか」を聞いた時、

estie proというオフィス賃貸業務を効率化するサービスを提供しているが、以下の図における青い箇所にしかアプローチできていない。海外の不動産テックはバリューチェーンも拡大しているし、オフィスにとどまらず物流施設などの異なるアセットに適応したサービスを提供している。日本の不動産市場は世界最大級の規模なのでマルチプロダクト戦略を掲げている。

という回答が返ってきました。

estieが掲げるマルチプロダクト戦略を三次元で表現した図

前職にいた期間が1年半ほどで、長期で会社やプロダクトをどうしていきたいかが見えなかったということが転職活動のきっかけにもなっていました。

どのようにマルチプロダクト戦略を実現するかについて話を聞いたときに、バリューチェーンをカバーするためのプロダクトを増やすだけではなく組織も技術基盤の話もしていただきました。
自分は「意欲を持って」「抱え込まずに」「自分を信じて」という意味で楽しく働きたいとずっと思っているので、目指す先とその道のりを示してくれたことで楽しく働ける環境があると感じました。

私たちの日々の生活・経済活動を支えるオフィス・物流施設・データセンター・ショッピングモールという巨大な商業用不動産の領域でマルチプロダクトを展開することは並大抵のことではないですが、プロダクトを使ってくれる人とその先にいる私たちにとって豊かさが向上するサービスをestieなら作れると感じたので入社を決めました!

ジブンドリブン高まるオンボーディング

入社早々、3日間にわたるオンボーディングがあり、開発しているプロダクトや商業用不動産のドメイン知識、最近語られたestieの事業戦略などを掴むことができました。
入社してすぐは他の社員がどういう熱量で仕事をしているのか把握するのが難しいと思っているので、直近の全社定例の話などを聞いたり、色んな方と1on1をしてestieへの想いを聞けたことが自分の”やっていき”を高めることにつながりました。

estieはドキュメント文化が浸透しているのでさまざまな情報がまとまっています。豊富に残されているのでどういう流れでどういう議論がされたかを後からでも理解でき、新入社員でも温度感を知れている点は良い文化だなと思います。

オンボーディングが終わってから新規プロダクトのチームに所属することになったのですが、所属するチーム然り他のチームがどう進んでいるのかが少しずつ見えるようになってきました。
その中で肩書きにとらわれずに、プロダクトの成功のために必要なことを”ジブンドリブン”(estieのValues)で進める姿勢が特徴的で、肩書きが〇〇だからこれしかやらないではなく仕事のオーナーシップは自分自身であるということが浸透しています。

そんな自分もデザインエンジニアと名乗りつつもバックエンドのコードを書いています。事業の早い成長のためには何をすべきかが軸になっているからこそ、Whole Product構想が生まれてきているのかなと感じています。

これから何をするか

Whole Product構想は1つのプロダクトでは成し得なく、基盤を作りつつ様々なプロダクトによって価値を届け続ける必要があります。

そのためにも価値あるプロダクトを高速に正確に作り、プロダクトを高速に生みだし統合していく未来を見据えたデザインシステムなどの基盤作りも”やっていき”ます!

estieに興味のある方はぜひお気軽にエントリーしてみてください! hrmos.co

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