自己紹介
はじめまして!
そして、「デザインからTypeScriptと仲良くなってみる。」をご覧いただいた方、お久しぶりです。
改めまして、2022年12月に入社した、デザインエンジニアの表洋樹と申します。
本記事は転職活動の際、会社選びで悩んでいる方に読んでいただければと思います。
私も大いに悩んだ一人です。また、入社に悩んだ期間は一番長いと思っています。笑
その期間、6ヶ月…!
ぜひご覧くださいね。
石川県出身。1985年生まれ。
25歳でアパレルの販売・バイヤーからキャリアチェンジし、フリーランスのWebデザイナーとして10年活動。
前職ではFintechスタートアップでテックリードを担当。
2022年4月からはestieに業務委託としてデザインエンジニアとしてジョイン。
得意領域はフロントエンド。好きな言語はTypeScript。
今までのキャリア
新卒ではアパレル業界で販売やバイヤーをしていました。
その後、業界を変え、25歳頃に地元の石川県でフリーランスのWebデザイナーとしてキャリアをスタートしました。
いきなり異色だなあと思われるかもしれません。笑
幸いにもご縁に恵まれ、すぐにフリーランス業を始めることができました。
この時は受託中心で、業務委託だけでなく、様々なクライアントワークも行いました。
開発だけでなく打ち合わせなども行なっていたのですが、対人面においても苦にならなかったのは、アパレル時代に接客が経験できたことも大きいと思っています。
2019年、中小企業の創業融資を支援する金融系のスタートアップ(Fintech)企業の開発メンバーとしてジョイン。初期のプロダクトの開発を行いました。
2020年にはシードラウンドの資金調達を実施後、正式にテックリードとしてジョイン。複数のプロダクトの開発に携わり、2022年に退社。フリーランスとして活動再開しました。
2022年4月からは業務委託としてestieへ。
2022年12月に入社しました。
estieという舟を知ったきっかけ
フリーランスとして働く傍ら、転職活動では概ね2つの軸を元に、転職先を探していました。
- 社会貢献できるプロダクトかどうか
- 健全な組織文化があるかどうか
そんな中、2022年2月頃にVPoDの荒井さん(@rakenarai)にWantedlyからお声がけして頂いて、そこでestieを初めて知りました。
何度かお話を重ねたのちにお誘いいただいたのですが、いきなり正社員として入社するには、カルチャーフィットや求められているスキル感がマッチしているかなど、お互いに分からないことが多く、 相互理解を深めるべく、業務委託としてジョインしました。
estieでの業務委託
estie proの開発チームに週20時間程度の稼動からスタートし、estie proのスマートフォン対応をデザインから実装まで行いました。
チームの助けを借りながら、一つのゴールに辿り着けたことが感慨深いです。
チーム内には優秀な方が多く、大変刺激になる毎日でした。
(また、言語化能力・技術力が本当に高い!)
成果を最大限に出せる環境を整えてもらえたことが大変嬉しく、また印象深かったです。
PR出すのは後で知ったのですが。笑
そのような重要なタスクを任せていただけたことは、本当に嬉しく思いました。
入社前に抱いていた課題
少し前職の話をしますね。
シード期のスタートアップ企業だったため、0->1 フェーズにおけるプロダクト開発の経験や個人としての力量は積めました。
その一方で、ハードワークやスピード感に置いてけぼりになる従業員もいました。
自分自身、開発以外のアイデンティティが確立できなかったように思います。
フリーランス時代の経験や意識だけでは、組織人としては非常に脆く、自身の力不足を感じました。
その後、プロダクトの方向性が変わったことを契機に、自身のプライベートな事情も重なり、退職を決意しました。
開発業務は楽しかったですが、プロダクトにも仲間にも成長するビジョンを描けなかったなと、今でも歯痒い気持ちになります。
前職での経験を機に、仲間の成長にどれだけコミットメントできるかを考え始めるようになりました。
ひいては組織の成長につながると考えています。
いわば、自身以外の成長にどう取り組むか。
この課題は生涯にわたって取り組んでいきたいと考えています。
生まれた選択肢
そうして「組織の力や仕組みで成長と進化を促したい」と強く思うようになりました。
フリーランスで活動する選択肢は残しつつ、入社後に自身のキャリアが具体的に見えない限りは、転職はしないでおこうと。
妥協せず、慎重に慎重を重ねました。 とはいえ、estieでの業務は学びもあり、本当に楽しく、あっという間に6ヶ月経ちました。笑
何に惹かれたか
先にも述べましたが、入社後にすぐ成果を出せる環境が整えられていました。
それは即ち、強くしなやかな組織設計と確かな文化に裏付けられていると、考えました。
estieには4つのValues(estieが大切にしている美意識)があります。
- イシューシコウ
- バクソクアウトプット
- ジブンドリブン
- アナタシテン
これらがあることで、どんどん背中を預けれられるし、自走していく強さがある。
dev/ops、関係なくそう感じました。
転職の判断軸の一つである「健全な組織文化があるかどうか」
この部分で、大きな納得感が得られました。
最後のひと押し
ひとことで言うなら「志」ですね。
CEOの平井さんから、estieのPurposeである「産業の進化を、さらに拓く。」の意味を伺った時に、不動産のDXは「街をつくる」ことだという言葉に感銘を受けました。
「街をつくる」
そこに集う人達の生活への一助になる…確かなモチベーションになりうると直感しました。
ここで「社会貢献ができるプロダクト」になりうるという確信が持てました。
金融業界から不動産業界に移ることにも勇気が必要でしたが、経営陣から社員に至るまで、根気強く、親身になって相談に乗って頂いたことで、慎重でも確実な意思決定ができたと思っています。
そうして、業務委託から6ヶ月を経て、入社を決意しました。
船員としてのこれから
これからestieが展開していくWhole Product構想には、UI/UXの統一感が欠かせません。
そのためにはデザインシステムと、一貫性のある体験をユーザーに届ける必要があります。
今後はそれらの設計や実装を行い、プロダクトを通じた確かな価値提供を行いたいと考えています。
またestieを通じて、不動産DXの基盤を作り、街づくり、ひいてはそこに住む人達の一助を担えればと思っています。
余談・迷いに迷った結果
感謝っ…!圧倒的Welcome…!
心の準備ができていなかったのは私だけかもしれません。