コンパウンドスタートアップへの挑戦

【プロフィール】齋藤 伸吾
エンジニアとしてヤフーに入社し、大規模ウェブサービスの開発、サービス運営を担当。その後、企画職に転向し、外部企業との事業開発やプロダクトの新規立ち上げなどを経験。
2019年よりネット印刷のラクスルに参画し、集客支援事業(新聞折込、ポスティングなどオフライン広告領域)のプロダクトマネージャーとして活躍。2024年1月よりestieに参画。

簡単な経歴

はじめまして。2024年1月よりプロダクトマネージャー(以下PdM)として入社した、齋藤伸吾 (shisaito)です。 昔からインターネットが好きで、新卒でヤフーに入社し、エンジニア職、企画職(事業開発やプロダクトマネジメントなど)を経験したのち、ネット印刷のラクスルを経て、estieにたどりつきました。プロダクトマネージャーとしてのキャリアは10年以上あります。

なぜestieを選んだのか

転職活動を始めたとき、estieは「不動産領域のSaaSを提供しているスタートアップ」という程度の認識でした。カジュアル面談などを通して会話を進めていく中で不動産市場の大きさ、課題の大きさ、不動産テックなど状況を知ると、伸びしろしかないマーケットであると気づき、estieに興味を持ちました。

また、estieのプロダクトは、業界のバリューチェーンにおいて、まだまだ一部の領域でしか課題解決できておらず、未開拓な領域が多い状態です。その上、力強くコンパウンド戦略を掲げて、産業をアップデートしようとしています。

コンパウンドプロダクト(複数のプロダクトを同時並行で立ち上げていくこと)はとても難易度が高い取り組みです。リソースコントロールや意思決定の優先順位も常に変化します。自分が今までやってきたプロダクト作りのノウハウを再現性高く持ちながら、コンパウンドプロダクトへの挑戦も次のチャレンジとして良い機会だと考え、estieへの入社を決めました。

estieのビジネス戦略は、このあたりの記事が参考になります。

www.estie.jp

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マルチプロダクトとコンパウンドの違いは、このあたりの記事が参考になります。

comemo.nikkei.com

blog.allstarsaas.com

※マルチプロダクト、コンパウンドプロダクトは当時の時代背景やestieのプロダクトの展開状況によって異なりますが、執筆時点では「コンパウンドプロダクト、コンパウンドスタートアップ」という表現を使っています。

estie、入ってみてどう?

入社してから2ヶ月が経ちまして、鬼に金棒状態のスタートアップだと感じています。

ドメインエキスパートがすごい

estieには不動産業界出身の方が多く在籍しています。ドメインエキスパートのメンバーが周りにいるため、不動産領域の知識が深くなくてもドメイン知識を吸収しながら、ビジネスおよびプロダクトの解像度を上げていくことができる環境があります。

開発チームはプロフェッショナル揃い

プロダクト開発のチームには、Indeedをはじめ、リクルート、ヤフー、メルカリなどで活躍していた方が在籍しています。また現役の競技プログラマーも多く、アルゴリズムやデータ処理のプロフェッショナルが開発に取り組んでいます。

日常的に、アイディアからプロトタイプの実装がものすごく速く、スキマ時間にあっという間に作ってしまうような爆速感があります。え?それすぐ作れますよ?作っちゃいました的な会話があり、いつも驚いています。

熱量が高いPdMチーム

一緒に働いているPdMチームも、バックグラウンドが様々で、ビジネスやテクニカルの方面で専門性を持つプロフェッショナルなPdMが在籍しており、多様な価値観の中で働いています。

コンパウンドプロダクトを作り上げるために、顧客訪問し解像度高く課題解決にアプローチしているPdMが多いです。一人ひとりがオーナーシップを強く持ち、プロダクトに向き合う熱量がとても高いです。

チャレンジしたいこと

不動産業の本質は、不動産資産を通じて、いかに収益を上げるかということに尽きると思います。 より多くの収益を効率的に上げるためには、不動産テックの活用は今後不可欠です。

不動産業界の解像度ゼロの私が入社して、改めて思ったことは「不動産業は登場人物が多く、業務も多岐にわたり、求めるニーズも多種多様」ということです。金融、売買、賃貸、管理、運用など業務の裾野が広く、それぞれの領域でバリューチェーンが存在しています。

まるで囲碁や将棋の盤面のように、広い領域が展開されており、解決したい課題も打ち手もそれぞれの局地で違う状況です。この状況下ではシングルプロダクトですべての課題を解決することはできません。

まずは、不動産の価値を高められるように、プロダクトを通じて、点在しているデータをなめらかにし、データ分析を簡単にしたり、新しい気づきが得られるような、データを起点としたプロダクト作りにチャレンジしたいと考えています。 そして広い盤面を素早く、上手く攻めるために、強いプロダクト開発を推進していきます。

最後に

プロダクトマネージャーとして、事業およびプロダクトを成長させていくことはもちろんですが、不動産業界の課題解決に取り組み、産業の真価をさらに拓いていきます。

estieでは、一緒に取り組んでくれる仲間を探しています。 まだまだ想いはあるのですがブログでは表現しきれていないことが沢山あります。少しでも興味を持って頂けたら是非カジュアルにお話ししましょう!! 採用ページまたは、お気軽に私のX( shisaito)までご連絡ください!

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