【プロフィール】森 真紀
大学卒業後、ネスレ日本や広告代理店にて営業を経験。その後、音楽業界や外資系ホテル、IT人材サービス企業(BtoC/BtoB)などの複数社にて広報マネージャーとして従事。
2023年11月にestieに参画。経営陣の考えを具現化し、社内では各部門の想いを吸い上げ、estieをより広く周知させることに尽力。日本中の誰もが知っている企業へとestieを押し上げることが目標。趣味は、旅行、ピラティス。
2023年11月にestieへジョインした森真紀です。
大学卒業後、7回の転職経験を経て、未経験の業界であり70名のスタートアップestieへ転職しました。人生の後半になぜestieへの転職を決めたのか、自分のキャリアの振り返りや転職に至った背景を含め、今回の入社エントリーブログを書いてみました。
今までのキャリア
大学を卒業後、食品メーカーへ入社し営業でのキャリアがスタート。広告代理店でのアカウントセールスの経験も加え、営業としての5年間でコミュニケーション能力や交渉力などを身につけました。
何かを発信し世間に広く知ってもらうということに学生時代から興味があった私は、阪神コンテンツリンク(大阪ブルーノート[現:ビルボードライブ])にて念願だった広報職につき、そこで尊敬する広報の先輩と出会いました。その人は全社視点で物事を俯瞰で見ることができ、状況に応じて何をすべきか瞬時に判断できる人でした。ここでの7年間の経験が今の自分の広報パーソンとしてのベースになっています。
その後、外資系ホテルやIT人材サービス業にて、業種業態は変われど15年近く広報を続けていくことになります。BtoCからBtoBへ、ホテルからIT業界へ。まったく違う業界を複数社経験したことにより、耳に入ってくる言葉も違うし出会う人たちも違いました。
広報という職種は変わらないものの、所属している企業によって出会う人が変わるので、メディアはもちろん大企業の新規事業担当者、自治体でイノベーション部門に属する人など幅広く人脈が広がり今の自分につながる貴重な期間を過ごせました。
転職の背景
約10年近くにわたりIT人材サービス企業で広報を経験し、AIエンジニアに出会って技術広報について考えたり、当時所属していた企業の資本・業務提携先であるベンチャー企業へ広報支援の出向したり、目黒区100人カイギといった社外のコミュニティ活動への参加など刺激に満ちた日々を過ごせました。
しかし、2020年から世界的なパンデミックにより周りの環境が大きく変わり、皆さんもそうかもしれませんが、私自身も自分と向き合う内省の時間が増えました。10年近く同じ会社に在籍していたため仕事にもすっかり慣れ、このままのペースで日々を過ごしていていいのだろうか?
今のままで10年後の自分を思い描くことはできるだろうか?と少しずつ疑問に感じ始めていました。
そんな中、ある種のきっかけをくれた出来事がありました。それは、当時在籍していた会社が吸収統合されたことです。この節目を機に、自分の描く未来について本格的に考えるようになりました。
なぜestieであったか
ちょっと遡るのですが、前々職で在籍した外資系ホテルが運営企業に売却されホテルが閉館するというニュースが一部報道で流れた際、仕事仲間である知人がIT人材サービス企業(前職)の役員を紹介してくれました。
もともと人に頼るのが少し苦手な長女気質の私だったのですが、これまで感じていた以上に人とのご縁の強さを感じました。リファラル採用という言葉が世間で定着する前の出来事だったのですが、今となってはこれが「リファラル(採用)」だったんだと思います。
その出来事があったおかげで、40代以降の転職は人とのご縁によるところが大きいと感じるようになりました。今回の転職では周りの一部の人だけに広報パーソンを探している企業があったら声をかけてほしいとお願いをしていました。
そんな中、声掛けを依頼した人とは全く違うラインから、某スタートアップの広報パーソンがDMをくれました。estieという企業が広報担当者を探しているので一度カジュアル面談だけでも受けてみないかと。まず自分を思い出してくれたことへの感謝と、連絡をくれたタイミングが非常によかったんです。これらの相乗効果で、estie CFO上田とオンラインでカジュアル面談に進むことになりました。
カジュアル面談のお話をいただいた時点では、「スタートアップの「estie(エスティ)」ってどんな会社なんだ!?」と知識ゼロの状態。過去のニュース記事やブログやプレスリリースなどをチェックし、少し予習してカジュアル面談に挑んだのですが、面談が終わる頃にはオンライン上でも伝わってくる上田の眼力と熱いながらも冷静に戦略を練っていそうなキャラクターに惹かれ始めていました。
それから、代表である平井、取締役束原&CTO岩成など複数回にわたり対面でお逢いしていく中、皆さんが本当に誠実な人柄で1つの目標に向かってひた走っているという印象を受けました。それと同時に、商業用不動産を通して日本の経済の基盤を作る、世界に誇れる強い日本にしていくためのサポート企業になるぞという気迫というか彼らの思いに非常に共感し、「自分もその中の一員になりたい!」と思わせてくれました。
estieに決めた理由をまとめると、以下の3つになります。
1軸:日本の未来の成長へつながるビジネスであること
商業用不動産で日本の経済基盤を作り、世界に誇れる強い日本にしていくためのサポート企業になるというビジネスが非常に魅力的で、社会の課題解決ができる広報パーソンであり続けたいという自分の考えともマッチした。
2軸:経営層と近い位置で広報として伴走できること
約70名のスタートアップで、経営層と近いところで広報として伴走できると感じたため、自分自身の成長にもつながると確信した。
3軸:人が誠実で、内に秘めた熱さで目標に向かう姿勢
面接で複数名にお逢いしてみて、皆さんがとても誠実でした。内に秘めた熱さで1つの目標に向かう姿勢に共感し、ここなら私も馴染めそうな気がすると思った。
不安や迷いはなかったか
迷いはもちろんありました(笑)。不動産に関わる業界経験もスタートアップも初めての私にとって、不安しかありませんでした。(このブログを書いているのが11月10日前後ですが、正直言うと今でも不安ではありますww)
スタートアップの広報は30代前半くらいで、前職もスタートアップ経験者が合っているんだろうと勝手に思っちゃってました。一方で、estieは平均年齢が32.8歳と若い体制の中(弊社コーポレートサイトの情報より最新情報)、経験がある40代以上の層も必要としてくれているのかもしれないとも感じました。
代表取締役の平井を始め、取締役など経営メンバーが思い描くestieの目指す熱い未来に対して、広報として私が一緒に高みを目指したいという気持ちの方が不安よりも強いです。
最後に
最後に、estieでの新たな挑戦への意気込みをお伝えします。
新たな環境でのスタートにはやはり不安もありますが、estieのメンバーの誠実さと熱意に触れ、自分もその一員として共に成長できることにワクワクしています。スタートアップだからこそなのか情報のクラウド管理が進んでおり、全員が高い志とスピード感を持って仕事に取り組んでいる環境です。これによってノンストレスで必要な情報をキャッチアップできています。
estieの存在をより広く認知していただくために、広報としてこれからも会社の魅力を発信し、日本中の誰もが知っている企業へと押し上げることを目標に尽力していきます。 このブログを読んで、「なんだかestieって面白そう!」と少しでも思っていただけたら嬉しいです。 カジュアル面談で皆さまとお会いできる日を楽しみにしています!