はじめに
この記事は estie 真夏のアドベントカレンダー 20日目の記事です。
こんにちは、HRの藤田です。
「不動産業界未経験なんですが、キャッチアップ大丈夫ですかね?」と、部門・職種問わず様々な採用候補者様からご質問をいただきますが、大丈夫です。
実は不動産業界出身者はそこまで多くなく、社内のオンボーディングの取り組みによって、皆ばっちり不動産業界のキャッチアップをしています。
その取り組みの一部として、先日取締役の束原が開催してくれた社内勉強会についての紹介をさせてください。
「どうせやるんだったらドメインにどっぷり浸かりたい!けどキャッチアップで実際どうやってやるんだろう?」と思っている方にもってこいな記事なので、ぜひ読んでみてください。
先日の勉強会の内容を公開
「アセットマネジメント業務を完全に理解した状態」にする勉強会
束原から社員宛へのslackが投下され、気付いたら社員の半分以上参加という大人気イベントに…!
会の目的
上記に加え、
- estieで毎日飛び交うAM(Asset Management)とPM(Property Management)というワードのそれぞれの役割について理解し、各人の持ち場におけるインプット・アウトプットに活用する
- AMとPMの十分な理解は、estieの全てのプロダクトに携わっている人に関係する
- これまでestieの成長をけん引してきた「estieマーケット調査」がどれだけ強いプロダクトなのかを自らロープレ形式で触ることで理解する
という点を趣旨に開催しました。
取締役束原からの概説
まずはじめに、AMとPMって何だっけ?の解説です。オフィス不動産はプレーヤーが多く複雑な構造をしています。ふんわりとしか理解できていなかった各プレーヤーの業務が、説明により少しずつ明確になっていきます。
ワーク開始
ワークは、まずAM会社の担当者になりきるところからスタートします。ペルソナを読み切ったとき、「この部署で成果を出すぞ」という気持ちになります。
前提とお題(のほんの一部)はこんな感じです。Q1のお題から難しい。
「リーシングリスクをとって、少し高めのリターンを狙える物件」ってどんな物件なんでしょうか。そもそも「少し高めのリターン」ってどれくらい…?
………安心してください。このワークはグループ制になっており、各チームに1〜2名ビジネス部門の担当者がいます。その人達にアドバイスをもらいながら、グループ皆で考えてワークを進めていきます。
この後にも、「当該物件で狙うべきテナント候補はどのような企業だろう?」「2週間後のPM定例までにAMとして自分達が起こす or 検討したいアクションを3つ挙げてみよう」などの超実務にフォーカスしたお題が続きます。
発表
最後に、各グループによる発表タイムです。
いくら最強に便利なツール「estieマーケット調査」があったとしても、「確実に●●です」とは言い切れないのが不動産実務の世界。各グループの考えた軸で「●●と●●の観点から、こういった意思決定になりました」と発表する姿はまさに不動産パーソンそのものでした。
勉強会参加者の声
- 実際に顧客と呼ばれる人たちが何を行っているのかイメージする機会が出来て良かった。(経理担当者)
- お客様と一緒にこういった会を実施するのも良さそう!(ビジネス担当者)
- 情報を集めるのが大変で、「estieマーケット調査」プロダクトの便利さを改めて感じた。各プレイヤーの関係性の理解が深まった。(エンジニア)
- この勉強会にもっと早く出会いたかった…(エンジニア)
いかがでしたでしょうか、思った以上に実務に近い体験ができるワークじゃないでしょうか。
その他のキャッチアップ方法
本記事で書いた勉強会以外にも、以下のような方法でキャッチアップをしています。
- 書籍購入補助で購入した、不動産出身者オススメの本を借りて読む
- 社内ドキュメントを読む
- オンボーディング用の基礎知識や本の内容を解説したもの、プロダクト説明など親切なドキュメントが大量にある
- 不動産出身者に直接質問する
- estieには10名近く不動産業界出身者がいるため、気軽に専門家に質問できます
- 社内勉強会
- 今回紹介したもの以外でも、本の輪読会・全社定例MTGでのオフィスビル撮影会・営業ロープレ会など、社員が自発的に社内勉強会を実施しています
さいごに
estieのオンボーディングにおける取り組みも含め、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、以下より求人へのご応募をお待ちしております!
全職種積極採用中です!!!