初めまして8月にestieへSWEとして入社しました菱木と申します!
入社してはや2ヶ月半が経ちました。業務にも慣れてきたタイミングで入社エントリを書いています。
【 プロフィール 】 菱木 彰俊(ひしき あきとし)
1995年神奈川県出身。名古屋大学工学部電気電子情報工学科卒業後、三井住友海上火災保険株式会社に営業社員として入社。
その後エンジニアへキャリアチェンジし、開発会社で業務システムの開発に従事したのちestieへ入社。
今までのキャリア
新卒で損害保険会社の営業社員として入社しました。というのも大学時代はもっぱら体育会の部活をしていたため「俺はこっちの道で生きていくんや!」みたいな気持ちがあったためです。
そんな中で営業社員としてやっていた訳なのですが、「これはコード書けたら解決できるんじゃないか?」みたいな業務が多々ありそこからプログラミングを学びはじめました。
当時は独学でJavaのSpring Bootというフレームワークを使ってアプリケーションを作ったりしながら少しずつ理解を深めました。
学ぶ中で自分がやりたかったことはこれだろうという想いが強まったこと、ここで新しいことに挑戦しなかったらいつか後悔するだろうという思いがありエンジニアに転向その後は開発会社に入り2年ほどRuby on Railsで業務システムの開発に携わり、estieに入社しました。
営業社員時代に「業務には人が頑張るべきところ、そうではないところがある」と肌で感じていたのですが、後者の部分をコードを書くことによって解決し、自分や他人をハッピーにすることがモチベーションになっています。
estieへの入社
エンジニアになってからは競技プログラミングを趣味で続けており、AtCoder Problemsにもお世話になっていたので、kenkooooさんをTwitter でフォローしていました。するとある日、タイムラインにkenkooooさんの転職の投稿が流れてきたのです。
再就職先が決まりました。 https://t.co/REUYpM1UCL
— 宇宙ツイッタラーX (@kenkoooo) 2022年4月5日
架空の人物だと思っていたkenkooooさんが実際に存在して社会活動を行っているんだという興味と、彼が選んだ会社への興味から軽い気持ちでカジュアル面談を申し込み、そのまま選考に進むことにしました。
その中で技術やestieの将来についてとても楽しそうに話すkenkooooさんはとても印象的でした。最終的に複数社で悩んだ際に「開発をしていて楽しいか?」を軸にして考え、面接やカジュアルな会を含め計6回ほど社員の方とお話しする機会をいただいたことで私自身もカルチャーマッチを図ることができestieで働くことを決めました。
カルチャーマッチを端的に表現をすると、知性を持ちながらも泥臭さを忘れていない集団であるように感じました。どちらかに偏りすぎることもなく上手くバランスを保ち働いていくことは私が共感した大きな要素の一つでした。
estieでやっていること
フロントエンド、バックエンドを問わず開発をしています。
前職だとバックエンドに比重が寄っていたのですがestieでは5:5という感じで開発を行っています。
入社してから色々なことに携わっているのですが、その中の1例を紹介できればと思います。
ビル検索ロジックの高速化
私が携わっているestie proのサービスにはビル検索機能があるのですが、こちらの高速化を行いました。
きっかけはこんな会話からです。
僕と一緒にコードリーディングしましょ!という会話をきっかけにチームのSWEで実装を読んで、
- もっとRailsらしい実装があるはず
- 現状の仕様に合った実装になっているか?
などを話し合いながら今後の方針を定めてぜひやってみようということになりました。
こんな感じで何かを新しくやってみたいという姿勢に対して周りの方のサポートをいただき進めることができたのはとてもありがたいです。
コードリーディングに留まらず、実装方法や速度計測の方法、仕様の再検討などチーム内外問わずサポートしてもらいました。
最終的な対応として検索機能の大部分を書き直す方針になったのですが、その中でも以下を行うことで高速化が実現できました。
- ユースケースの整理
- 現在の仕様に沿っていないクエリの見直し
- 不必要なソート処理の削除
- Serviceの返す値をBuilding情報を持つ配列→BuildingのActiveRecord::Relationへ変更
- ActiveRecord::Relationのlength(size)を使用することで既にloadされているtargetのsizeを取得した
結果として95パーセンタイルでは検索時間を約1/3に削減することができました。
以上のように様々な方のサポートをいただきながら日々開発を行なっています!
ツヨツヨなエンジニアの方が周りにいるのは最高の福利厚生だと感じる今日この頃です。
日々新しいプロジェクトが立ち上がっていて来年自分が何をやっているのかは想像ができませんが、今後しばらくはestie proの開発に携わっていく予定です。
より速く、より良いプロダクトを作れるように今後も頑張っていきます!
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございます。estieでは積極的に採用を行っております。この記事を読んで、興味を持っていただけた方はぜひカジュアル面談しましょう!