違う環境から入社して見えたこと

はじめまして!2021年8月に入社したデザイナーの大原です!

estieは9月はじめにICC「スタートアップ・カタパルト」というピッチコンテストで優勝したりメンバーが増えたりと、急成長している会社ですが、デザイナーにとっては接点の少ない不動産業界のスタートアップで、まだまだ馴染みがないと思います。なので入社1ヶ月の私から見たestieを #オフィス不動産業界 #BtoB #スタートアップ の視点で書いていきます!

【プロフィール】 大原 菜帆(おおはら なほ)
1993年岐阜生まれ。
女子美術大学プロダクトデザイン専攻卒業後、UI/UXデザイナーとして株式会社みんなのウェディングに入社。 2019年末に同グループの株式会社Da Vinci Studioへ移籍し、新規サービスやメディアの立ち上げを経験。 2021年8月よりデザイナーとしてestieへ参画。入社後は、オフィス賃貸業務を高度化・効率化するestie pro(エスティ プロ)の開発に携る。

これまで

前職の株式会社Da Vinci Studioはエンジニアとデザイナーが集まってグループ内外の制作や自社開発をする会社で、メディア事業や新サービスの立ち上げなど色々な経験をしました。 またデザイン部はフルリモートでの勤務でしたが、毎日朝会夕会で話す機会があったり、もくもく会をしたり、隔週でOOUIをアウトプットする会などがあったので居心地良く働ける環境でした。

転職のきっかけ

とてもいい環境で色々なサービスを経験していましたが、ひとつのサービスにずっと関わりたい、同じチームで開発したいという気持ちが湧いてきました。 そんなとき、「チームで働きたいならestieがおすすめだよ」と友人に紹介してもらい、業務委託としてお手伝いした後、ありがたいことに誘っていただき入社しました。

オフィス不動産業界

デザイン・開発する上でドメイン知識の習得は、馴染みのない業界へ入る際に課題になると思います。デザイナーがオフィス不動産に関わる機会はほぼほぼなく、私自身「オフィス不動産はワードからして堅くてとっつきにくいな」「有名な会社のロゴを見たことはあるけど何をやっているのか想像がつかないな」という状態でした。

会社説明資料に全メンバーの紹介があるので見てほしいのですが、会社の構成メンバーは大きくわけるとIT業界からきた開発メンバーと不動産業界出身のビジネスメンバーがいます。

毎週月曜日に全社なんでも勉強会が開かれていて、開発知識だけでなく、不動産業界について学ぶ機会が設けられています。正直資料だけをみてもよくわからない内容も、業界出身者から直接話を聞けるので理解が進みます。他にもインプットのために本選びを悩んでいたら優しく初心者向けの本を教えてもらいました。 オフィス不動産業界ならではの業務やワードがあり勉強することは多いですが、社内でインプットできる環境が整っています。わからないときに社内で聞ける環境はありがたく、デザインに悩んだときにもよく相談しています。

BtoB

BtoCはターゲット層が広く友達や家族、自分がターゲットになることもあるくらい身近なサービスもある一方、業界特化型のBtoBはターゲット層が狭く入社前にそのサービスと関わる機会がなければ身近に感じられず、プロダクトとユーザーの関わりも見えづらいと思います。

実際はユーザーとの距離が近く、ユーザーもプロダクトのアップデートに協力的です。 入社して1ヶ月、プロダクトを使い倒すくらい活用して不動産業務を遂行しているイノベーター(ユーザー)から話を聞くことで理想的なユーザーフローを知れたり、導入間もない方へヒアリングし既存業務の中でestie proを活用する方法を考えたりしました。 社内でも、直接ユーザーと関わることの多いカスタマーサクセス担当と開発者の連携がとれているし、いつでも定例へ同席できる環境やユーザーの声が開発者まで届く文化もあり、ユーザーを身近に感じてプロダクト開発することができます。

スタートアップ

今までデザイン部、チームのエンジニアやクライアントと仕事を進めていたのですが、estieに入りデザイナー、チームメンバーのエンジニアやPdMに加えて、カスタマーサクセス担当や広報など社員全員と仕事をすることが多くなりました。

改めて考えてみると、職種は違ってもメンバー全員がそれぞれの視点から顧客に向き合っていることを実感します。加えてslackに:yatteiki:というスタンプがあり、なんでも試してみようという文化があります。

業務内容をインプットできる環境も、ユーザーの声が開発者まで届く文化も、メンバーがプロダクトを成長するためにやってみたところから始まりました。他にもメンバーが顧客と向き合えるようにメンバー同士で話し合ってチーム構成を変更したり、プロダクトの開発をスムーズにするために認識を合わせられるドキュメントをつくるなどひとりひとりが主体的に動くから変化のスピードがはやいです。

最後に

読んでいただき、ありがとうございました! 環境によってデザイナーの役割は大きく違うことを実感しながらも、今までテック企業が入っていなかった業界で新しいあたりまえが作れる今のタイミングは、色々経験できて楽しいです! 少しでもわくわくした方、ぜひ話しましょう!

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