こんにちはestie VPoEの青木です!
エンジニアは、常に変化し続ける外部環境に合わせて成長し続けることが必要不可欠とよく言われます。しかし、毎日業務でアウトプットを出し続けながらインプットも続けるのはとても大変で、なかなか個人の気持ちだけで解決するのは難しいですね。
今日はestieのエンジニアチームが、日々業務の中でも業務外でも成長するために、仕組みの面からインプットをし続けられるよう実践している社内の取り組みをご紹介したいと思います!
社内勉強会📖
定期的に社内勉強会を実施しています。
随時テーマも募集しながら、有志の発表者が進めていく形をとっています。
これまでに開催したテーマは、
- エンジニアのキャリアプラン
- Railsのテスト実践
- 応用情報技術者試験の勉強と関連トピックでリサーチしたことの発表
- Vuexの内部実装を読み解く
- バックエンドのパフォーマンスチューニング実践
など
上に述べたようなエンジニアリングに関するトピックだけではなく、事業ドメインであるオフィス不動産市場に関する勉強会も週次で開催しています。
外部ツヨツヨ💪 エンジニアからのインプット会
estieのエンジニアチームはまだまだ少人数なので、外部により詳しい方がいる場合には、積極的にインプットの機会をもらうようにしています。
最近だと、
- パーフェクトRuby on Rails著者のigaigaさんを招いて、Ruby on Railsのコーディング規約について議論する会
- 元IndeedのQAチームの方に、QAのプロセス改善を相談
- ヤフー株式会社で「黒帯」として活躍されている伊藤さんに、バックエンドのテスタビリティ改善の指南を受ける
(詳細は以下のリンクを御覧ください)
inside.estie.co.jp
といった機会をいただきながら、「詳しい方にお話を聞くことで全体のレベルアップをブーストできること」は積極的に聞くようにしています。
エンジニア成長タイム 📈
毎週火曜日午前中は「エンジニア成長タイム」(命名そのままですが)としてエンジニア全員が時間をブロックしています。
業務に直接関連しないことを調べてキャッチアップしたり、手を動かして理解を深めたりといったことに時間を当てています。
基本的に各自モクモクと作業をすすめる形なのですが、せっかく様々なバックグラウンドのエンジニアが集まっているということもあり、意識的に時間の使い方を変化させるためにも、開始時/終了時に簡単に作業したことを参加者で共有するようにしています。
実際にメンバがやったこととしては、
- 現在商用では利用していない言語/フレームワーク(Rust, Hanami)をさわってみる
- まっさらなところからNuxt+Railsでアプリを立てていろいろな機能を試してみる
- 普段AWSにふれる機会が少ないメンバがLambdaを使ってバッチ処理を構築する
- Gitコマンドの挙動を改めて学習する
- 使用しているフレームワークの理解を深めるためにドキュメントで学習する
など
Winning Session🍺
毎週金曜日夕方には、エンジニアが1人ずつその週に成し遂げたことを発表し、称え合う『Winning Session』を開催しています。
全エンジニアがそれぞれ今週実装したこと/設計したことなどを3分程度で発表しています。
お互い興味がある点は質問し合って深めながら、成し遂げたことをアクティブに理解し、称え合う時間です。
estieでは、ウェブ/データ/機械学習といった複数チームのエンジニアがいるため、それぞれが開発したことを理解する上で重要な時間であるとともに、自分のチーム以外が触れている技術領域/課題をキャッチアップする上でも、貴重な機会になっています。
また、毎週金曜日のこの会でチームのみんなに良い成果を発表し(て美味しいビールを飲み)たいという思いで開発に力が入っていることも多く、エンジニアチームにとって一つの良いテンポメーカーになっています。
最近は、営業/CSといったビジネスチームのメンバも聞きに来てくれるようになりました。
(zoomで楽しそうにお酒を飲みながら話しているから興味がわくのかもしれません)
開発チームがどんなところで苦しんでいるか、工夫しているかを聞きに来てくれるようになっており、チームの相互理解を深める上で大事な役割を果たしていると感じます。
ジョブディスクリプションの設定とフィードバック🔭
エンジニアチームの全員がVPoEやEMと1on1を行い、チームで効率的に働く上での困りごとや、キャリアの相談、そのための目標への進捗・成果を振り返りフィードバックする機会を設けています。
さらに、本年度(2021年度)からは全社的にジョブディスクリプションとフィードバックの仕組みを導入しました。
ジョブディスクリプションには、全業種のロールごとに、その目的と振る舞い(そのロールに必要とされるスキルや求められる成果など)をレベルごとに規定しています。
これにより、それぞれが今どんなレベルにいるのか、よりエンジニアとして成長するためにどんなことを次に取り組むことが有効なのかを把握することができます。
各四半期には、個人としてのキャリアプランと合わせて、注力して取り組む目標を決めるとともに、1on1のなかで目標への進捗・成果を振り返ってフィードバックをすることで、メンバそれぞれが定期的にエンジニアとしての成長に向き合う機会を作れるようにしています。
まとめ
第二創業期を迎え、エンジニアチームの体制が急拡大しているestieでは、それぞれがレベルアップできるような仕組みを導入しています。
今後も試行錯誤しながら良い仕組みを作っていければと思っているので、
「こんな方法がよかったよ」というアイデア/実例がありましたら、是非教えて下さい!
また、「こんなチームで働いてみたい」、「もっと良い仕組みを作っていきたい」、「詳しい話をもっと聞いてみたい」という方、ぜひお気軽におしゃべりしましょう。
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