こんにちは、estieでQAエンジニアをしている粕谷です!
この説明をするのも早いもので3回目になりますが、筋トレが趣味で社内ではmachoと呼ばれたりしています。(社内での筋肉キャラを死守すべく週5でジムに通っています)
今回は2022年2月2日(水)に行われた「拡大を続けるプロダクトは成長と品質をどう両立する? 」のイベントについてレポート形式でお届けします!
https://seriesa.estie.jp/event_autifyseriesa.estie.jp
経緯
estieは2022年1月12日、約10億円のシリーズA資金調達を行いました。
この大きな資金調達を経て、これから更に拡大していくプロダクトの品質をどう担保するかというテーマについてソフトウェアテスト自動化プラットフォームのAutify様とトークセッションをいたしました。
イベントの概要
今回のイベントでは大きく以下の内容についてお話しいたしました。
- CTO対談 - QAに対しての考え方/組織づくり
- 公開レビュー - estieのAutify運用方法/テストシナリオ
公開レビューでは実際にestieが使っているテストシナリオをレビューしていただいております。
実際に使っているテストシナリオを公開している会社は珍しいかと思います。
気になる方はイベント動画のアーカイブをこちらからチェックしてみてください!!
CTO対談
登壇者はこの2人!!
CTO対談では以下の内容についてお二人の熱い思いを語ってただきました!
- QAに対しての考え方、求めているもの
- QAエンジニアが必要となった経緯
- どんな開発組織を作っていきたいか
個人的に興味深かったのは、QAに対しての考え方が二人とも似ていたところでした。
松浦さんは「開発エンジニア自身が品質担保できる状態がベストだと考えており、QAは開発エンジニアが品質担保できるよう後押しする人」とおっしゃられていました。
estieの考えているQA像は「プロダクトとして大切にすべき品質を定義してそれを担保すること。それを改善し続けるプロセスをまわすこと。」であり、近い部分が多いと感じます。
各社によって定義は違うかと思いますが、QAと聞くと手を動かしてテストをする人、リリース前の機能テストを行う人というイメージが強いかと思います。あくまでestieの考えているQAは品質保証の専門家でありテストの質やカバレッジを上げていくような文化作りをするエバンジェリストのような存在です。
お二人のトークセッションを通して改めて、今はまだ道半ばですが私が手を動かさなくてもテストが回り品質が担保される状態を作っていけるよう行動しようと再認識させられました。
公開レビュー
登壇者はこの2人!!
公開レビューでは以下のような内容についてフィードバックをいただきました!
- 開発チームでのAutifyの運用方法
- テストシナリオのメンテナンス方法
- 実装したテストシナリオの内容
(事前に最低限の情報共有はしていたもののレビュー内容については本当にぶっつけ本番だったので内心かなりドキドキしておりました…)
上のCTO対談でも少し触れておりますがestieでは QA = 手を動かしてテストをするだけの存在 とは考えていないためAutifyによるテストの実装、運用についても開発メンバーの誰もができる状態がベストと考えております。
それを実現するために最近開発メンバーで新機能に対して実際にAutifyの実装しテスト結果を眺めてワイワイしてみました。
取り組みの詳細や弊社のデザイナーが実際に作成したテストシナリオについてもイベント内で詳しく触れております。
普段リグレッションテストで実際に使用しているテストシナリオに対してのレビューでシナリオの適切な長さについても助言を頂きました。普段シナリオを作りながら迷っていた部分だったのでとても参考になりました。
詳細な内容について気になる方はぜひ動画を確認してみてください!
個人的にテストシナリオの管理に使用しているドキュメントについて高評価を頂けたのが一番嬉しかったです。シナリオのドキュメント管理について悩んでいる方は一例として参考にしてみてください。
もっとこうした方がいいよ!などご意見がございましたら私のTwitterまでDMいただけると嬉しいです!
Q&A
Q&Aコーナーでいただいた質問をいくつか抜粋してみました。
【estieへの質問】
Autifyで担保していない機能はどうやってテストしてますか?
これができたらいいなーなどAutifyへの要望は何かありますか?
【Autifyへの質問】
Autifyを使ったユニークなテストケースはどんなものがありますか?
料金はいくらですか?
→ 料金については直接Autifyさんへお問い合わせ下さいとのことでした。2週間の無料トライアルもやられているとのとこでしたので、気になる方はぜひ直接問い合わせてみてください。
まとめ
個人的には今回初めてのウェビナー登壇だったのですがとてもいい経験となりました。
CTO対談に公開レビューにestieの内部を公開する良い機会になったのではないかと思っています!
ご協力いただいたAutifyさんありがとうございました。
トーク中にはCTOの岩成から「QAの民主化」というパワーワードが飛び出し社内slackでも盛り上がりを見せていました!こちらの詳細はぜひアーカイブで確認してみてください。
裏話ですが、イベント準備をするにあたり改めてテストシナリオを見返すことで今まで気づかなかった改善点が見えたり、開発メンバーと議論する機会が増えたりと今回のイベントきっかけで良い影響が起こったのもよかった点の1つでした。
最後に
estieでは現在、急成長中のサービスの品質を一緒に担保してくれるQAエンジニアを募集しています。
まずは気軽にカジュアル面談でお話しさせていただければと思いますので、少しでも興味を持っていただけた方はtwitterなどからご連絡頂けますと嬉しいです!
Twitter: https://twitter.com/ma_cho29
カジュアル面談:
hrmos.co
QAエンジニア以外にも様々な職種で募集をしております。 こちらからお問い合わせ下さい!