estie、新卒採用を始めます ~日本の競争力向上のために~

こんにちは。estie 執行役員 ピープル&コミュニケーション本部長の山本 ( @AyakoYamamoto )です。

今日は、私たちにとって大きな節目となるご報告があります。 このたび、株式会社estieでは2027年卒(2026年度)より、新卒採用を開始することを決定しました

それに合わせて、8月に3days サマーインターンを開催します。

インターン概要 >> 3days サマーインターンエントリーページ

今日はこのインターンの概要ではなく、どのような想いで今新卒採用を始めるのか、estieとして新卒の皆様にどんな環境を提供できるのかについて書いていきたいと思います。

estieってどんな会社?

estieは「産業の真価を、さらに拓く。」というPurposeの実現のために、商業用不動産業界のあらゆる課題を解決しようとしている会社です。

商業用不動産とは、オフィス・商業施設・物流施設・データセンターなどを中心とした「自己使用目的ではない」不動産を総称したもので、仕事をするとき、ショッピングをするとき、宅配で何かを受け取るとき、インターネットゲームをするとき、どんなシーンであっても商業用不動産を気づかぬうちに利用しています。このように商業用不動産業界はすべての経済活動を支えています。

estieはこの商業用不動産業界がより大きな価値を世の中にもたらすことができるよう、テクノロジー・データの力を用いて業界の下支えをしております。

詳しい事業内容 >> こちらの動画

「産業の真価を、さらに拓く。」とは?

estieでは「産業の真価を、さらに拓く。」という事業運営目的(Purpose)を掲げております。向き合っている業界は商業用不動産業界ですが、このPurposeに出てくる「産業」という言葉は不動産業界だけを指す言葉ではなく、「世の中のあらゆる産業」を指しています。事業を通じて、estieがどのように「産業の真価を、さらに拓く。」のかはこちらのブログに代表取締役の平井の考えが詳しく記載されていますが、こちらにも記載されている通り、estieは将来的に日本のマクロ経済を支える企業になることを確信しております。

GDP成長率が例えば米中と比較しても低いこと・労働人口の減少・技術革新の停滞等の事象を捉えても、日本の国際的な競争力はここ数十年で低下していることは明白です。上述の通り、商業用不動産は経済活動のインフラですが、この業界には、不動産を通じて日本の競争力向上に貢献しようと考えて働いていらっしゃる方々がたくさんいます。estieとしては、その商業用不動産業界を支える存在になることで、日本の競争力向上をさらに加速させることができるはずです。

estieにはこのような想いを持ったメンバーが集まっており、この想いを共有できる仲間を増やしていきたいと考えております。

なぜ、今新卒採用なのか

2024年4月、私たちは会社のValues(行動規範)をアップデートしました。 約1年が経ち、言葉だけの掲げものではなく、それが日々の意思決定や行動に自然と浸透し、チーム全体としての一体感が生まれつつあります。結果として、継続的な事業成長にもつながっていると感じています。

2025年4月、組織規模が100名を超えてきました。正式に定義した訳ではないですが、いまのestieは「組織としてのVersion 2.0」に入ったタイミングだと、私は捉えています。

これまでの「Version 1.0」は個々がそれぞれ成果を積み上げて事業が成長した部分の割合が高かったと思います。 「Version 2.0」はこれまでの個々の頑張りで成果を出すことに加えて「組織」としても成果を出すことにもこだわるフェーズに入ってきました。ピープルマネジメントの基盤が整い始め、個人の成長に組織で向き合う素地が出来つつあります。

正直に言えば、もし「Version 1.0」の段階で新卒採用を始めていたら、estieでの長期インターンなど互いによく知った状態でない限り「無責任な採用」になってしまっていたかもしれません。

でも、いまは違います。 会社として、“人を育てる責任”を果たせる準備が整い、とはいえ、スタートアップとしてのチャレンジがまだまだあるタイミングだからこそ、初めて新卒を迎え入れようと決めました。

もちろん、現時点が“完成形”というわけではありません。 Version 3.0、Version 4.0 ……と、これからもっと良い組織に進化していけると信じています。そして、そんな未来の組織を形づくっていく中核を担うメンバーに出会いたく、今回、初めて新卒採用に踏み出すことにしました。

estieがあなたに提供できるもの

さて、いまのestieには、仕事を通じて世の中にポジティブな変化を生み出すために、大切にすべき要素がぎゅっと詰まっていると働きながら日々感じています。

estieらしい”要素”とはどういうものか、いくつか紹介させてください。

①物事を動かすスピードの早さ

estieでは日々、全社員が大小何かしらの意思決定をして物事を前に進めています。「○○やりたいな~」「△△があるといいな~」といった考えは日常生活でもたくさんあるかと思いますが、多くの場合はその場の会話だけで終わってしまうケースが多いのではないでしょうか?estieでは、こういった会話が出てきたとき、その内容が事業を伸ばすことに必要なことであれば、その場で目的をすり合わせ、To Doを整理し、実行まで進みます。至るところでこのような会話がされているため、最近は私もすべて捉えるのが難しいと感じるシーンもありますが、それだけ多くのことが早く動いており、日々変化が生まれるスピード感に刺激を受けながら仕事ができる環境です。

②前例にとらわれない思考の枠のはみ出し方

estieでは創業初期から、複数のサービスを同時に立ち上げることにチャレンジしています。一方、その頃世の中では、スタートアップであれば一つのプロダクトを確実に成功させた後に、次のチャレンジへという形でお金・時間をかける領域を集中させるような動き方が正と捉えられていた風潮がありました。estieはそんな世の中の風潮とは逆行するように複数のサービス立ち上げを行い、結果として現状10個のサービスが存在しています。「当たり前」「前提」等といったものに捉われず、どの形がestieにとって一番良いのか?を本気で考えられる人たちが集まっています。

新卒入社の方には、このようなestie社員一人一人の考え方や、行動のスタンスに表れるカルチャーを、新卒一年目からそのまま吸収してもらえます。それによって、どこに行っても活躍ができる人材になれると信じていますし、会社としても、そのようなどこでも活躍できる人材が増えることで、大きな価値がもたらされると思っています。

これまでの私たちは中途採用を中心に、経験豊富な仲間とともに事業をつくってきました。 それ自体は大きな力になり今の私たちの強みですが、中途人材が多いからこそそれぞれが歩んできた経験からくる成功パターンや価値観が「estieらしいのだろうか?」と葛藤があった人もいると思います。

一方、新卒入社であれば、私たちのカルチャーを“最初の前提”として、まっすぐに吸収し、自然体で体現していける可能性があります。 その新卒メンバーと中途メンバーが混ざり合うことで、カルチャー濃度が上がりもっと強い組織になることが出来るのではないかと信じています。

どんな人に来てほしいか

私たちが出会いたいのは、「まだ自分は何者でもない」と、まっすぐに認められる人です。

それは諦めという意味ではありません。何者でもないからこそ、なんでも挑戦できるし、どんなことにも伸びしろがある。そんな人に、estieでたくさんの“初めて”を経験してほしいと思っています。

何かに時間を忘れるほど没頭した経験がある人。
人がやりたがらないような地道で泥臭いことにこそ価値を感じ、「かっこいい」と感じる人。
そして、失敗を糧に貪欲に挑戦し続けることができる人。

そんなあなたと、私は一緒に働きたいです。 何者かになってから出会うのではなく、何者かになるプロセスを、私たちと一緒に楽しみながら歩んでくれる人を、心から歓迎します。

最後に

新卒採用1期生。 その響きには、私たちにとっても、入社を決めてくれたまだ見ぬ1期生にとっても、特別な意味があると思います。

これから説明会やインターンなどの学生の皆さんと話す機会をどんどん増やしていく予定です。そこでこれまで頑張ってきたこと、悔しかったこと、どんな風に自分の未来を切り拓いていきたいのか、どんなことが好きなのか等これまでのことや未来のことなど、たくさんのことをお話ししましょう。

estie初のサマーインターン特設ページはこちらです。

estieのカルチャーを誰よりも体現し、組織を進化させてくれる存在になってくれる方と出会えることを楽しみにしています。

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