カオスな環境を楽しむ 〜キーエンス、ビズリーチ、Zehitomoで得たものを再現する〜

【プロフィール】下村 亮介

2009年、株式会社キーエンス入社。法人営業・マーケティングを経験後、2013年より、株式会社ビズリーチにて法人営業とB2Bマーケティング組織の立ち上げを行う。2020年より株式会社ZehitomoにSenior VP of Salesとして参画し事業をけん引、後にCRO(Cheaf Revenue Officer)として就任。2023年よりestieに参画。

今までのキャリア

キーエンス時代 2009年4月 - 2013年2月
  • 法人営業
  • マーケティング

2009年に新卒でキーエンスに入社、法人営業として製造業向けのセンサーの販売を行ってました。その後、マーケティング部門に異動し、全社のクロスセル・アップセルを狙うメールマーケティングと新商品の販売プロモーションを担いました。
ここでの経験は私自身のマーケティングの基礎となったのを覚えています。

ビズリーチ時代 2013年3月 - 2020年2月
  • 営業企画、B2Bマーケティング、インサイドセールス立ち上げ
  • 新規事業立ち上げ

2013年にまだ社員50名程度で無名だったビズリーチに転職。マーケと営業企画としての業務を行っていました。まだ、営業も10名程度の規模で個人事業主的に活動している体制をセールスフォースを活用し、エリア戦略やファネル管理などの営業体制を構築。
2016年にはテレビCMを放映することになり、放映効果を最大化すべくB2Bマーケ・インサイドセールスを指揮しておりました。その後はエンジニア版ビズリーチとして新規事業立ち上げを行い、PMFフェーズまで事業づくりを行っていた形です。

Zehitomo時代 2020年3月 - 2023年3月
  • 営業・マーケ組織立ち上げ、経営企画、IPO準備

ZehitomoではVP of Salesとして2020年入社、現状分析から営業戦略構築、セールスも1名、人事もいない状況だったので自身で採用も並行して行いまいした。結果として業績も幸い伸びてその後の調達に繋がったときは非常に大きな喜びでした。
調達後はCROとして、マーケ・セールス・サクセスを通じてどう収益を最大化するか、お客様にとってどう事業成功を最大化していただくかに注力しておりました。最後はIPOに向けた主幹事選定やファイナンス関連も実行できたのは自身としては良い経験でした。

なぜestieを選んだか

  • 人が面白そう → 優秀で誠実、でも野心的
  • ビジネスが伸びそう → 日本というスケールでインパクト与えられそう
  • 他社と比較して未知数だったから → 不動産領域、完成度が高そうな中で何がやれるのか?
  • ラブレターが最後の決め手

最初に接点を持ったのはCEO平井と取締役束原の二人です。
私としては不動産という未知の領域でしたが、「産業の真価を、さらに拓く。」という熱い想いとビジネスインパクトの大きさやその先の日本に対する影響、何より熱心に語るお二人の姿が印象的でした。
ただ、当時は転職活動をしていた訳では無く、前職が忙しかった時期でもありしばらく時間が空きます。そしておよそ半年後のタイミングで仕事も落ち着き次のキャリアを考え始め転職活動を始めました。

当時の転職軸としては、「事業の成長性」「一緒に働く人」「新たなチャレンジ」の3つでした。

  1. 事業の成長性
    商業用不動産分野はDX化の余地がまだまだあり、米国を始めとして大きな動きが出てきています。「東京」という世界的に見てもポテンシャルの高い都市をいかに付加価値を高いものにしていくのか。そのインフラとしてのestieの可能性・これまでの事業成長に共感しました。
  2. 一緒に働く人
    estieはクールで少数精鋭なイメージだったのですが、カジュアル面談で他の方にお会いする機会を頂き、優秀な方が多く、かつ優しくて誠実な人が多かった点が印象的でした。クールに感じたのはシャイな人が多いからだったかもしれません。
  3. 新たなチャレンジ
    業界としては全くの未経験です。かつVertical SaaSの領域で自身がどう貢献できるか?1兆円企業を目指すときにどんな困難があるのか?その中で自身の経験がどう再現性をもって活用できるか?迷ったら先が読めない方がワクワクするなと考え、カオスを楽しもうと思ったのです。

ラブレターが最後の決め手

ただ、こういった決断に至るまでは正直どこに転職するか悩みました。友人や先輩に相談させてもらったり、時には妻にも話をしてみたり。
私には勿体ないお話もあったと思います。どの企業も事業の成長性、一緒に働く人は甲乙つけがたい状態でした。

その中で、最後の決め手となったのはどっちが先が見えない、未知数な未来なのか。想像つく未来にワクワクは出来ないと思うので、自身として新たな領域としてのチャレンジを選択することにしました。
その決断を後押ししてくれたのは、平井・束原からの熱い気持ちと気持ちの籠ったラブレター(オファーレター)でした。なぜ私なのか?どんな事を期待しているのか?事細かにA4のオファーレターに4ページびっしり書いてあるのを見て、その熱量とこれなら自分の経験も活かせるかもしれないという気持ちになり、決断に踏み切れました。

これから何をしていくか

  • 今後のグロースフェーズで起きる課題を解決していく
  • CRM・マーケティング体制の構築
  • Whole Product構想を過去やってきた経験を昇華させ実現する

プレスリリースにもあるように、estieは不動産領域のDX化をすべく、Whole Product構想を実現してしていきます。その中でより多くのお客様にestieを知って頂くべくPRやマーケティングを、既にご利用頂いているお客様に更なるご活用とその先の価値提供を、それらを最小のコストで最大の価値を生み出すべきCRM環境や組織体制の構築などやるべき事は沢山あります。

それに伴い、スタートアップが通過する成長痛も当然あると思います。その中で、自身の経験をいかに転換して活かすか。新たな領域で再現性をもって結果に結びつける。そんな貢献を通じ、事業成長、その先のマーケット、日本の発展に寄与できればと考えております。

最後に

estieって実際どうなの?というスタンスでも全然OKですので、ちょっとでも気になった方はお気軽にお声がけください!
オンラインで30分だけとかでもお気兼ねなく。それ以外のお話でもまずはコンタクトしてみてください。

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