日本橋箱崎のホテルを譲渡 いちごホテルリート投資法人

いちごホテルリート投資法人は2026年5月15日、東京都中央区日本橋の宿泊主体・特化型ホテル「ホテルリブマックス日本橋箱崎」を譲渡すると発表した。譲渡予定価格は15.8億円で、譲渡先は非公開。契約締結日は同日、引渡しと代金決済は同年7月30日を予定する。
物件は東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩約2分の立地にある2015年2月に竣工した地上11階建てのホテルで、延床面積は約258坪。2026年3月末時点の稼働率は100.0%である。同投資法人は2016年8月に13.6億円で取得していた。鑑定評価額は2026年1月末時点で14.4億円、想定帳簿価格は12億円で、譲渡予定価格は鑑定評価額と帳簿価格を上回る水準となる。
譲渡理由について同投資法人は、同物件が完全固定賃料型のホテルとして収益の安定性に寄与する一方、賃料形態や規模を踏まえると成長性への寄与は限定的と判断したとしている。本譲渡では2.7億円の譲渡益を見込み、全額を2026年7月期の分配金として投資主に還元する予定だ。残額は手元資金とし、新たなホテル取得や既存ホテルの価値向上投資に充てる方針である。
譲渡後のポートフォリオは29ホテル、取得価格合計71,743百万円となる。賃料形態別では、変動賃料を含む物件が24ホテルで投資比率は計90.3%を占め、固定賃料のみの物件は5ホテル・9.7%にとどまる。同投資法人は、一定の安定性を確保しつつ、成長性を重視したポートフォリオ構築を進めている。
物件概要
- 物件名称:ホテルリブマックス日本橋箱崎
- 譲渡者:いちごホテルリート投資法人
- 譲渡先:名称非開示(国内の一般事業法人)
- 譲渡予定価格:1,580百万円
- 想定帳簿価格:1,205百万円
- 譲渡益:273百万円
- 鑑定評価額:1,440百万円(2026年1月31日時点)
- 所在地:東京都中央区日本橋箱崎町29-5
- 最寄駅:東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩約2分
- 竣工年月:2015年2月
- 規模:地上11階(鉄骨造)
- 敷地面積:約37坪
- 延床面積:約258坪
- 稼働率:100.0%(2026年3月末時点)
- 取得価格:1,360百万円
- 契約締結日:2026年5月15日
- 引渡予定日:2026年7月30日