神戸市でマルチテナント型研究開発施設が着工 三菱商事都市開発ら

三菱商事都市開発とアイパークインスティチュートは2026年7月、神戸市中央区のポートアイランドでマルチテナント型ライフサイエンス研究開発施設「アイパーク神戸」を着工した。三菱商事を含む3社で開発・運営し、2027年秋の竣工、同年11月の開業を予定する。
建物は地上8階建てで、延床面積は約3,630坪。1区画は約17~47坪とし、区画を連結することで大規模な需要にも対応する。専有部には、個別空調・給排水設備、専用ダクトスペース、耐薬仕様のフリーアクセスフロアを備え、入居時の初期コストや工事期間の抑制を図る。
計画地は医療産業関連企業333社が集積する神戸医療産業都市内に位置する。神戸新交通ポートライナー「計算科学センター」駅と連絡デッキで直結する予定で、「三宮」駅から約16分、「神戸空港」駅から約6分でアクセスできる。
アイパークインスティチュートは、産業ファンド投資法人、武田薬品工業、三菱商事を主要株主として、2023年4月に事業を開始した。武田薬品から承継した「湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)」を運営しており、本件は湘南以外で初めて手掛ける「アイパーク」となる。
三菱商事都市開発は、マルチテナント型製造・研究開発施設「innoba」を東京都大田区で開業し、川崎市と東大阪市でも開発を進めている(参考記事:川崎市でマルチテナント型製造・研究開発施設が着工 三菱商事都市開発)。本件では、同社の研究開発不動産の展開をライフサイエンス分野に広げるとともに、湘南アイパークで培った運営ノウハウを関西圏へ展開し、入居企業や大学、行政などの連携を促す研究開発拠点を目指す。
施設概要
- 名称:アイパーク神戸
- 事業主:三菱商事株式会社/三菱商事都市開発株式会社/アイパークインスティチュート株式会社
- 所在地:兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目3-1
- 最寄駅:神戸新交通ポートライナー「計算科学センター」駅 徒歩1分
- 着工:2026年7月
- 竣工:2027年秋(予定)
- 規模:地上8階(鉄骨造)
- 面積:敷地面積 約919坪/延床面積 約3,630坪