川崎市でマルチテナント型製造・研究開発施設が着工 三菱商事都市開発

三菱商事都市開発は、神奈川県川崎市麻生区南黒川でマルチテナント型製造・研究開発施設「innoba川崎」の新築工事に着手した。竣工は2027年秋を予定しており、同年12月の運営開始を見込む。製造・研究開発企業やスタートアップ企業が「ひとつの建物」に集まることで相互のリレーションシップを誘発する、民設民営の施設開発である。
計画地は川崎市が整備した「かわさきマイコンシティ」地区内に位置する。同地区はエレクトロニクス関連産業をはじめとした研究開発機能の集積を図るべく整備されたエリアで、既に複数の企業が立地している。小田急多摩線「黒川」駅から徒歩3分、京王相模原線「若葉台」駅から徒歩10分と2駅2路線が利用可能で、中央自動車道「稲城」ICからも約5.9kmとアクセスに優れる。施設は鉄筋コンクリート造5階建てで、敷地面積約6,600㎡、延床面積約13,200㎡となる。
機器の搬入を考慮した開口・廊下幅、一般的な賃貸オフィスより高い床荷重・電気容量を備え、専有部のマルチユースに対応。入居年数・期間の制限がない民設民営施設であることも特徴だ。シリーズ第一弾の「innoba大田」は2023年8月に東京都大田区で開業し、全32区画が現在満床で運営中。三菱商事都市開発は今回の川崎に続き、関西圏初となる「innoba東大阪」(延床約8,000㎡)を2027年1月に着工予定で、2028年春の運営開始を目指す。
innobaシリーズ展開状況
施設名 | 所在地 | 延床面積 | 着工 | 運営開始 | 状況 |
innoba大田 | 東京都大田区 | 約5,000㎡ | 2022年 | 2023年8月 | 満床運営中 |
innoba川崎 | 神奈川県川崎市麻生区 | 約13,200㎡ | 2026年2月 | 2027年12月予定 | 着工 |
innoba東大阪 | 大阪府東大阪市 | 約8,000㎡ | 2027年1月予定 | 2028年4月予定 | 用地取得済 |
物件概要
名称:innoba川崎(イノーバ カワサキ)
事業主:三菱商事都市開発株式会社
所在地:神奈川県川崎市麻生区南黒川12番1他
最寄駅:小田急多摩線「黒川」駅 徒歩3分、京王相模原線「若葉台」駅 徒歩10分
着工:2026年2月
竣工予定:2027年秋
運営開始予定:2027年12月
規模:鉄筋コンクリート造 5階建
面積:敷地面積 約6,600㎡、延床面積 約13,200㎡(約3,993坪)