福岡市中央区で大規模オフィスビルが着工 電気ビル・十八親和銀行ほか

株式会社電気ビルおよび九州電力株式会社(九電グループ)、十八親和銀行(ふくおかフィナンシャルグループ傘下)、アリウェルは2026年2月5日、福岡市中央区渡辺通二丁目で「電気ビル西館」の新築工事に着工した。2028年3月の竣工を予定する。
計画では鉄骨造地上15階建て、延床面積は約10,760坪。3~14階に基準階約540坪のオフィスを整備し、最大8区画まで分割可能な整形無柱空間とする。2階にはバルコニー付きのオフィス区画やワーカー向けラウンジを設け、1階には道路や広場に面した店舗を配置する。
渡辺通二丁目は九州電力本店が立地するエリアで、九電グループは2008年の「電気ビル北館」、2012年の「電気ビル共創館」に続き、本計画を第3段階の開発と位置づける。西館の完成により、既存ビル群と合わせて約1万人の就業者を収容するオフィス集積地が形成される見込みだ。地下鉄七隈線「渡辺通」駅から共創館を経由し、庇でつながる西館へ天候に左右されずアクセスできる。脱炭素の取組みとして、オフィス部分でZEB Oriented認証取得を予定するほか、九電グループ一体で取り組むオフサイトPPAによる再エネ由来の電力供給を計画する。
渡辺通エリアは、天神ビッグバン・博多コネクティッドが進む中、福岡都心開発の新拠点として注目を集めている。天神エリアでは2025年6月に住友生命保険・福岡地所が「天神住友生命FJビジネスセンター」を竣工し、野村不動産・竹中工務店が「福岡天神センタービル」建替に着工するなど大型供給が相次ぐ。電気ビル西館は2028年竣工で、供給ピーク後の市場投入となる。
物件概要
名称:電気ビル西館
事業主:株式会社電気ビル、株式会社十八親和銀行、アリウェル株式会社
所在地:福岡市中央区渡辺通2-1-82
最寄駅:福岡市地下鉄七隈線「渡辺通」駅 直結
着工:2026年2月5日
竣工予定:2028年3月
規模:鉄骨造 地上15階
面積:敷地面積 約1,478坪、延床面積 約10,760坪
基準階面積:約540坪(3~14階)
設計者:三菱地所設計・西日本技術開発・竹中工務店設計共同体
施工者:竹中・松尾・松本特定建設工事共同企業体(建築)、株式会社クラフティア(設備)、三菱電機ビルソリューションズ株式会社(昇降機)