大阪・南港で国内最大規模の冷凍冷蔵専用物流施設が竣工 大和ハウス工業

大和ハウス工業が大阪市住之江区南港東で開発を進めてきた冷凍冷蔵専用のマルチテナント型物流施設「DPL大阪南港Ⅰ」が2026年7月15日に竣工した。冷凍冷蔵専用のマルチテナント型物流施設としては国内最大規模となる。
施設は地上5階建てで、延床面積は約25,954坪。1フロアを2区画に分割でき、最小約2,000坪から賃貸可能で、最大10社の入居に対応する。最大6mの梁下有効高を確保し、床荷重は最大1.5t/㎡とすることで大型自動化設備や高層ラックの導入にも対応する。1階の前室・倉庫と2階~5階の前室は5℃~8℃、2~5階の倉庫は-25℃~0℃の温度管理が可能となる。
施設は大阪市中心部から約10km圏内に位置し、阪神高速4号湾岸線「南港中IC」から約1km、「南港南IC」から約1.1km。大阪港に近接するほか、関西国際空港や神戸空港にもアクセスでき、陸路・海路・空路を利用した輸送に対応する。大阪メトロ南港ポートタウン線「南港口」駅から徒歩3分で、敷地内には普通自動車185台分の駐車場を整備し、従業員の通勤利便性にも配慮した。
冷凍食品の国内消費量は2025年に初めて300万tを超え、食品物流需要は拡大している。こうした需要の高まりの一方、国内の冷凍倉庫は1970~1990年代に整備された施設が多く、老朽化や機能更新が課題となっている。大和ハウス工業は冷凍食品やチルド食品の消費拡大と既存施設の老朽化を背景に、本施設を開発したとみられる。
施設概要
- 名称:DPL大阪南港Ⅰ
- 建築主:ディエイチ・ディベロップメントフォー特定目的会社(大和ハウス工業株式会社100%出資)
- 所在地:大阪府大阪市住之江区南港東一丁目8-10
- 最寄IC:阪神高速4号湾岸線「南港中IC」約1km/「南港南IC」約1.1km
- 最寄駅:大阪メトロ南港ポートタウン線「南港口」駅 徒歩3分
- 着工:2024年7月16日
- 竣工:2026年7月15日
- 規模:地上5階(鉄骨・鉄筋コンクリート混合構造)
- 面積:敷地面積 約10,398坪/延床面積 約25,954坪
- 床荷重:最大1.5t/㎡
- 梁下有効高さ:4~6m
- 入居可能テナント数:最大10社
- 設計・施工:株式会社フジタ
- 環境認証:BELS 6つ星取得/ZEB Ready以上取得予定