札幌・すすきの駅近くの商業用地を取得 地主株式会社
地主株式会社は2026年3月11日、札幌市中央区南2条西5丁目の土地を取得した。土地面積は560㎡、取得価格は20億円以上(諸費用含む)。同社が推進する「JINUSHIリースバック」を活用した案件で、サツドラホールディングスは建物を取得し、店舗用地として引き続き使用する。
物件は札幌市営地下鉄南北線「すすきの」駅から徒歩4分に位置する。サツドラホールディングスは東証スタンダード市場上場で、100%子会社のサッポロドラッグストアーが北海道を中心にドラッグストアと調剤薬局を展開している。同グループは建物を取得し、土地取得コストを削減しつつ基幹店舗の事業継続が可能となる。
JINUSHIリースバックは、地主株式会社が土地のみを取得し、テナント企業と定期借地権設定契約を締結するスキームである。テナント企業は建物を自社保有しながら土地取得コストを削減でき、地主株式会社側は長期安定収益を確保できる。同社は2025年11月に三菱HCキャピタルリアルティと1,000億円規模の「地主ファンド」組成で協定を締結しており、底地投資の受け皿機能を拡充している(参考記事:底地特化型ファンド組成で協定締結 地主株式会社)。
底地マーケットは拡大期にある。日本不動産研究所によると、市場規模は2023年の約6兆円から2026年には約10兆円へ成長する見込みだ。物言う株主の台頭を背景に、事業会社が資産効率化を目的とした土地売却を進めていることが追い風となっている。地主は「土地にしか投資しない」を標榜し、商業施設に加え物流施設、データセンター、医療・介護施設など業種多様化を推進。地方主要都市への投資エリア拡大も進めており、今回の札幌案件はその一環とみられる。
物件概要
所在地:北海道札幌市中央区南2条西5丁目
最寄駅:札幌市営地下鉄南北線「すすきの」駅 徒歩4分
土地面積:約169坪
取得価格:20億円以上(諸費用含む)
売主:非公表
建物取得者:サツドラホールディングス株式会社(テナントとして継続使用)
買主:地主株式会社
契約締結日:2026年3月11日
決済・取得日:2026年3月11日