晴海トリトンの一部を売却 野村不動産マスターファンド投資法人
野村不動産マスターファンド投資法人は、中央区晴海の「晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーZ」の区分所有部分を86億円で譲渡する。2026年3月に取得済みの「GEMS立川」「プラウドフラット清澄通り」との入替の一環で、ポートフォリオの質向上を図る。
晴海トリトンスクエアは2001年に住友商事を中心に開発された大規模複合施設で、X・Y・Z・Wの4棟で延床約38万㎡、就労人口2万人を擁する。住友商事が本社を構えるほか、大手企業が集積する湾岸エリアの代表的オフィス拠点だ。今回譲渡するZ棟は地上40階建てで、基準階は約570坪の無柱空間、天井高2,700mmを確保。DBJ Green Building認証を取得し、地域熱供給や雨水循環システムなど環境性能も備える。
築25年を迎え大規模修繕が視野に入る中、同投資法人は区分所有の制約を課題に挙げた。共用部分の改修判断には他の区分所有者との合意が必要となり、単独での収益力向上に限界があるとの判断だ。
譲渡物件概要
売主:野村不動産マスターファンド投資法人
買主:非開示(晴海は国内特定目的会社、広島は国内事業会社)
譲渡予定価格:8,600百万円
鑑定評価額:8,420百万円(大和不動産鑑定、2025年8月31日時点)
還元利回り:3.7%
所在地:東京都中央区晴海一丁目8番12号
最寄駅:都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩5分
竣工年月:2001年10月
規模:S・RC・SRC造 地上40階/地下4階(区分所有)
延床面積:約3,255坪(専有部分)
稼働率:90.1%