港区南青山の複合ビルを取得 レーサム
レーサムは2026年3月、東京都港区南青山六丁目の複合ビル「フェイス南青山」を取得した。売主は音楽・エンターテインメント関連事業を展開する株式会社フェイス。
物件は「表参道」駅から徒歩11分、六本木通りに面した角地に所在。2008年竣工の地上14階建てで、延床面積は約1,457坪。店舗・オフィス・住宅で構成され、住宅部分は「コンフィアンス南青山」として賃貸されている。
売主のフェイスは2010年に同物件を取得し、東京オフィスや関連会社を集約していた。2025年1月にはMBOにより上場廃止しており、本件は自社拠点として利用してきたビルを売却する案件となる。
買主のレーサムはヒューリック傘下でバリューアッド事業を手掛けており、南青山エリアで複数の低層商業施設の開発・バリューアッド実績を有する。直近でも、南青山四丁目で2物件を取得しており、同エリアでの取得を重ねる(参考記事:港区南青山の隣接2物件を取得 レーサム)。表参道駅から徒歩10分圏内では、直近5年間でオフィスビルと賃貸マンションの平均募集賃料がいずれも上昇した。オフィスビルは坪単価約22,800円から約25,000円へと10%弱の上昇にとどまったのに対し、賃貸マンションは約17,300円から約21,600円へと約25%上昇。住宅賃料の伸びが際立つ結果となった。(「estie オフィスリサーチ」「estie レジリサーチ」をもとに編集部調査)
青山・表参道エリアでは、北青山三丁目再開発や表参道駅直結の複合施設の開発など、大規模開発が相次ぐ。表参道から外苑前にかけてオフィス、商業、ホテル、住宅が集積する複合エリアとして厚みを増しており、周辺エリアの注目度は高まっている(参考記事:北青山三丁目再開発が着工 東京建物・東急不動産、表参道駅直結の商業・ホテル複合施設の開発に着手 東京メトロ・サンケイビル)。
物件概要
- 名称:フェイス南青山
- 買主:株式会社レーサム
- 売主:株式会社フェイス
- 所在地:東京都港区南青山六丁目10-12
- 最寄駅:東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅 徒歩11分/JR各線「渋谷」駅 徒歩14分
- 取得日:2026年3月31日
- 竣工:2008年11月
- 規模:地上14階/地下1階(鉄骨鉄筋コンクリート造)
- 面積:基準階面積 約118坪/延床面積 約1,457坪