北青山三丁目再開発が着工 東京建物・東急不動産

東京建物と東急不動産は2026年6月1日、東京都港区北青山三丁目で「北⻘⼭三丁目地区第⼀種市街地再開発事業」を着工した。両社は事業パートナーとして参画し、UR都市機構が施行者を務める。2030年の竣工を予定する。
本事業は、東京都の「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」の一環。表参道駅と外苑前駅の間の都営住宅跡地と青山通り沿道を再編する。区域面積は約2.9haで、B-1街区には地上38階・延床面積約53,800坪の高層複合ビルを整備し、B-2街区には地上3階・延床面積約600坪の商業施設を設ける。
B-1街区は、事務所、商業、宿泊、公益施設などで構成する。7階〜37階のオフィスは基準階面積約840坪〜約950坪で、青山地域最大級のフロア面積を確保。3階〜6階にはスモールラグジュアリーホテルを整備し、東京建物が運営を担う。外構には、先行地区も含めて約1.0haの「樹林帯」を整備する。
青山・表参道エリアでは大規模開発が相次ぐ。2020年には本物件の隣接地で住宅や商業の複合施設「ののあおやま」が竣工したほか、青山通りを挟んだ向かいでは、三井不動産が開発する高さ約160mの複合タワー「表参道 Grid Tower」が2026年2月より順次開業している(参考記事:表参道に複合タワー「Grid Tower」 2026年開業 三井不動産)。再開発が進めば、インバウンドで賑わう表参道方面から青山通り沿道まで回遊性が高まり、周辺の商業・オフィス需要にも波及が見込まれる。
事業概要
- 事業名称:東京都市計画事業 北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業
- 施行者:独立行政法人都市再生機構
- 事業パートナー:東京建物株式会社/東急不動産株式会社
- 所在地:東京都港区北青山三丁目の一部
- 事業区域:約2.9ha
- 着工:2026年6月
- 竣工:2030年(予定)
- 規模:
- B-1街区:地上38階/地下2階、高さ約180m、延床面積約53,800坪
- B-2街区:地上3階/地下2階、高さ約20m、延床面積約600坪
- 都市計画・基本設計:株式会社日本設計
- 実施設計・施工:株式会社大林組
- デザイナー:日本設計、谷口建築設計研究所、ランドスケープ・プラス、トーンアンドマター