名古屋市中区のオフィスビルを80億円で譲渡 Oneリート投資法人
Oneリート投資法人は2026年7月22日、名古屋市中区錦一丁目のオフィスビル「名古屋伏見スクエアビル」の譲渡を決定した。譲渡先は非開示の国内合同会社。譲渡予定価格は合計80億1,000万円で、信託受益権を2026年7月、2027年2月、同年3月の3回に分けて譲渡する。
物件は名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩4分に位置する。1987年竣工の地上13階・地下2階建てで、基準階面積は約249坪。2026年2月末時点の稼働率は97.9%と高水準を維持している。
同投資法人は2016年9月、本物件を48億1,200万円で取得した。以下は、取得後のNOIと鑑定Cap Rateの推移を示したもの。保有期間中、NOIがおおむね安定して推移する一方、鑑定Cap Rateは段階的に低下した。2026年2月末の鑑定評価額は56億9,000万円と取得価格を約18%上回り、今回の譲渡予定価格は鑑定評価額をさらに約41%上回る水準となる。
譲渡の背景には、本物件が築38年を経過し、今後の資本的支出の増加が見込まれることがある。安定した収益力を維持している段階で良好な売却環境を捉え、含み益を顕在化するとともに、将来の資本的支出の増加リスクを抑える資産入れ替えとなる。売却益が単一の決算期の分配金に与える影響を抑えるため、3期にわたって分割譲渡し、各期の分配金水準の底上げにつなげる。
譲渡物件概要
- 名称:名古屋伏見スクエアビル
- 売主:Oneリート投資法人
- 買主:非開示(国内の合同会社)
- 譲渡決定日:2026年7月22日
- 売買契約締結日:2026年7月22日
- 譲渡予定資産:信託受益権
- 譲渡予定日:第1回 2026年7月30日(準共有持分20%)/第2回 2027年2月26日(同29%)/第3回 2027年3月30日(同51%)
- 譲渡予定価格:合計8,010百万円(第1回 1,602百万円/第2回 2,322百万円/第3回 4,085百万円)
- 取得価格:4,812百万円
- 売却時想定帳簿価額:合計4,756百万円
- 想定売却益:合計2,907百万円
- 鑑定評価額:5,690百万円(2026年2月28日、大和不動産鑑定株式会社)
- 所在地:愛知県名古屋市中区錦一丁目13-26
- 最寄駅:名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅 徒歩4分
- 竣工年月:1987年11月
- 規模:地上13階/地下2階(鉄骨鉄筋コンクリート造)
- 用途:事務所・店舗
- 面積:敷地面積 約455坪/延床面積 約3,931坪/基準階面積 約249坪/賃貸可能面積 約2,547坪
- 稼働率:97.9%(2026年2月28日時点)
- テナント総数:40
- 媒介:みずほ信託銀行株式会社