五輪控えるブリスベンで分譲住宅開発に初参画 三菱地所

三菱地所は、オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンの分譲住宅開発事業「The Tannery」に参画した。現地デベロッパーMcNab社およびRay White Capital社との共同事業で、同社にとってブリスベンでの分譲住宅開発は初となる。2026年2月に着工済みで、2027年竣工予定。
計画地はブリスベンCBDから車で約10分のWest End地区に位置し、ブリスベン川を望むウォーターフロント立地である。地上10階・総戸数81戸のラグジュアリー住宅を供給し、敷地内の歴史的建物を活用したアメニティ棟にはプール、ジム、プライベートダイニングを完備する。
三菱地所は2016年のメルボルン進出以降、シドニーを含め分譲住宅10物件以上に参画してきた。オフィスやホテル、物流施設を含む豪州事業全体の総事業費累計は約180億豪ドル(約1兆7,280億円)に上る。直近ではシドニーCBDの大規模複合開発にも参画しており(参考記事:三菱地所と日鉄興和不動産がシドニーの大規模複合開発計画に参画)、本件は「第3の都市」への地理的拡大を示すものである。
ブリスベンは2032年の夏季五輪開催が決定しており、近年急激な人口増加と公共投資の拡大を背景に、豪州第3の経済都市として成長を続けている。特に2020年以降は分譲住宅の需要が急拡大しており、高級分譲住宅市場の持続的な成長が見込まれている。
物件概要
名称:The Tannery
事業主:McNab社、Ray White Capital社、三菱地所株式会社
所在地:オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン West End地区
最寄り:ブリスベンCBDから車で約10分
着工:2026年2月(着工済み)
竣工予定:2027年
規模:地上10階
総戸数(予定):81戸
三菱地所の豪州主要開発案件
都市 | 案件名 | 用途 | 規模 | 竣工(予定) |
メルボルン | Melbourne Quarter East Tower | 分譲住宅 | タワーマンション | 2020年 |
シドニー | 180 George Street | オフィス | 地上45階・約263m | 2022年 |
シドニー | One Circular Quay | 住宅・ホテル複合 | スーパーラグジュアリー | 開発中 |
シドニー | 175 Liverpool Street | 分譲住宅 | 地上37階・35階(2棟) | 開発中 |
シドニー | Rozelle Village | 複合開発 | 大規模 | 開発中 |
ブリスベン | The Tannery | 分譲住宅 | 地上10階・81戸 | 2027年 |