三菱地所と日鉄興和不動産がシドニーの大規模複合開発計画に参画

三菱地所、日鉄興和不動産は2025年7月29日、オーストラリア・シドニーの大規模複合開発計画「175 Liverpool Street」のプロジェクト始動および参画を発表した。

同計画では、既存のオフィスを建て替えの上、約2,000㎡のオフィス・リテールを併設する地上37階・35階のタワーレジデンス2棟を再開発する。住戸は最大300戸を供給予定で、設計はBates Smartが担当し、2029年の着工、2031年の竣工を目指す。CBD南部に位置する計画地はハイドパークを望み、最寄りの「Museum」駅徒歩約1分、加えてバス・メトロ・ライトレールも徒歩10分圏の高い交通利便性を備える。

共同事業体はLendlease（50.1％）、三菱地所（33.3％）、日鉄興和不動産（16.6％）の三社（括弧内は出資率）で構成され、各社が培った知見を結集し、需要が旺盛な豪州市場へ都心再開発型のハイグレードレジデンスを供給する。

施設概要

• 名称：175 Liverpool Street

• 事業主：Lendlease／三菱地所／日鉄興和不動産（各社出資比率50.1％／33.3％／16.6％の共同事業）

• 所在地：175 Liverpool Street, Sydney CBD, NSW, Australia

• 最寄駅：「Museum」駅 徒歩約1分／バス・メトロ・ライトレール各駅 徒歩10分以内

• 建物規模：地上37階・35階（住宅棟2棟）

• 総戸数：最大300戸（予定）

• 延床面積：43,230㎡

• 着工：2029年予定

• 竣工年月：2031年予定