トロントで賃貸マンション開発に参画 阪急阪神不動産

阪急阪神不動産は11月10日、カナダ・トロント中心部で賃貸マンション「(仮称)241church プロジェクト」に参画すると発表した。共同事業者はGraywood Developments LPで、現地法人を通じて推進する。
物件は地上53階・総戸数591戸。都心エリアでトロントメトロポリタン大学に隣接し、トロント大学も徒歩圏に位置する。竣工は2027年度の予定である。敷地面積は約1,348㎡、専有面積は約36,547㎡のスケールで、生活利便性と通学・通勤需要を取り込む立地特性がある。
同社にとってカナダでの賃貸マンション開発は初で、2024年に参画した分譲案件に続く第2号案件となる。人口増加で賃貸住宅の供給不足が続くトロント都市圏において、旺盛な需要を捉える狙いだ。大学近接の立地は安定した入居が見込め、海外事業における賃貸ポートフォリオ拡充の足掛かりとなる。
物件概要
名称:(仮称)241church プロジェクト
事業主:阪急阪神不動産株式会社/Graywood Developments LP
所在地:カナダ・オンタリオ州トロント市
竣工予定:2027年度
規模:地上53階
延床面積:36,547㎡
敷地面積:1,348㎡
総戸数:591戸