港区西新橋でオフィスビル着工 安田不動産

安田不動産は2026年3月2日、東京都港区西新橋二丁目においてオフィスビル「(仮称)港区西新橋2-5計画」を着工した。竣工は2028年6月末を予定している。
計画地は新橋・虎ノ門・虎ノ門ヒルズ・内幸町・霞が関の各駅から徒歩10分圏内に位置し、烏森通り沿いに面する。建物は地上14階建て・延床面積約3,609坪で、2階から14階にオフィス(基準階約210坪)を整備し、1階には烏森通り沿いの商業区画とテナント専用ラウンジを設ける。BELSにおける「ZEB Oriented」の取得を予定しており、環境に配慮した次世代に求められるオフィスビルである。
本計画は、虎ノ門・新橋エリアで進行する大規模再開発の恩恵を受ける立地にある。虎ノ門エリアでは2025年2月に「虎ノ門アルセアタワー」(38階建て、オフィス床面積約33,500坪)が竣工し、SOMPOホールディングスが約2,000坪を賃借するなど大手企業の集積が進む(参考記事:虎ノ門アルセアタワーへ本社機能の一部を移転、SOMPOホールディングス)。また、隣接する内幸町一丁目では帝国ホテルの建替えを含む総延床約110万㎡の都心最大級の再開発が進行中で、2028〜2030年度にかけて順次竣工を予定している。
本計画は基準階約210坪の中規模オフィスであり、周辺の超大型ビルとは異なる規模帯でテナントニーズを取り込む狙いがあるとみられる。エリア全体の国際ビジネス拠点化が進む中、中規模ハイスペックオフィスとしての競争力が注目される。
エリア再開発スケジュール
プロジェクト名 | 事業主 | 竣工(予定) | 延床面積 |
虎ノ門アルセアタワー | 日鉄興和不動産ほか | 2025年2月 | 約33,500坪 |
トラノゲート(虎ノ門一丁目東地区) | 中央日本土地建物ほか | 2027年10月 | 約36,300坪 |
(仮称)港区西新橋2-5計画 | 安田不動産 | 2028年6月末 | 約3,609坪 |
内幸町一丁目サウスタワー | 三井不動産ほか | 2028年度 | — |
内幸町一丁目セントラルタワー | 三井不動産ほか | 2029年2月 | — |
内幸町一丁目ノースタワー | 三井不動産ほか | 2030年度 | — |
物件概要
名称:(仮称)港区西新橋2-5計画
事業主:安田不動産株式会社
所在地:東京都港区西新橋二丁目12番1〜7、9〜16(地番)
最寄駅:JR・東京メトロ「新橋」駅、東京メトロ「虎ノ門」駅ほか 各徒歩10分圏内
着工:2026年3月2日
竣工予定:2028年6月末
入居開始:2028年7月(予定)
規模:地上14階/地下1階/塔屋1階
構造:鉄骨造(一部、鉄骨鉄筋コンクリート造)
敷地面積:約482坪
延床面積:約3,609坪
賃貸面積:オフィス総貸室面積 約2,385坪、オフィス基準階面積 約210坪
用途:店舗、事務所
設計監理:株式会社久米設計
施工:五洋建設株式会社