虎ノ門駅直結で高さ約179mの大規模複合開発 中央日本土地建物

中央日本土地建物が主導する「霞が関・虎ノ門地区」の開発計画について、都市計画手続きが開始された。東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅に近接する約1.4haの計画区域に、国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとしてA地区に地上28階・高さ約179mのオフィス棟、B地区に地上12階の事務所・店舗棟を整備する。2031年度着工、2036年度竣工を予定する。
地区全体の延床面積は約161,200㎡(約48,760坪)、指定容積率800%に対しA地区は約1,600%を計画している。主要用途は事務所、店舗、ビジネス支援施設等。駅出入口の敷地内移設や改札外コンコースの拡幅、「虎ノ門ヒルズ」駅からの地下歩行者ネットワーク延伸など、交通結節機能の強化を図る。
中央日本土地建物は同計画地から外堀通りを挟んだ向かいに2027年10月竣工予定の「TORANOGATE」を推進しており、虎ノ門エリアでの開発展開を進めている。今回の計画については、「虎ノ門」駅周辺の「ラストワンピース」となる基盤整備と位置づけている。
本計画では、国際規格や民間認証のルール形成を支援する「(仮称)グローバル官民連携HUB」や、スタートアップ向け居住・滞在機能を整備。環境面では環境ボイドによる自然エネルギー活用や脱炭素化に取り組み、防災面では災害時72時間の電力確保や帰宅困難者受入施設を備える計画だ。
虎ノ門エリア再開発タイムライン
竣工年 | プロジェクト | 事業者 | 延床面積 |
2014年 | 虎ノ門ヒルズ 森タワー | 森ビル | 約73,900坪 |
2020年 | 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー | 森ビル | 約52,300坪 |
2023年 | 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー | 森ビル | 約71,600坪 |
2025年 | 虎ノ門アルセアタワー | 日鉄興和不動産 他 | 約54,600坪 |
2027年 | TORANOGATE | 中央日本土地建物 他 | 約36,270坪 |
2036年(予定) | 本計画 | 中央日本土地建物 他 | 約48,760坪 |
2030年代後半(予定) | 虎ノ門3丁目プロジェクト | 森ビル | 未定 |
計画概要
名称:霞が関・虎ノ門地区開発計画
事業主:中央日本土地建物株式会社、東洋不動産
所在地:東京都千代田区霞が関一丁目、東京都港区虎ノ門一丁目各地内
最寄駅:東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅 直結
着工:2031年度(予定)
竣工予定:2036年度(予定)
地区全体
区画面積:約1.4ha
敷地面積:約2,441坪
延床面積:約48,760坪
A地区
規模:地上28階/地下4階
最高高さ:約179m
延床面積:約45,920坪
主要用途:事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等
B地区
規模:地上12階/地下2階
最高高さ:約60m
延床面積:約2,843坪
主要用途:事務所、店舗等