神戸市で冷凍自動倉庫が着工 霞ヶ関キャピタル

霞ヶ関キャピタルがアセットマネジメント業務を受託する冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 神戸弥栄台Ⅰ」が2026年3月16日に着工した。竣工は2028年2月を予定する。延床面積約5,823坪、収容能力は約15,000パレットで、同社が2024年に竣工した所沢(約4,200パレット)の約3.5倍の規模となる。
本施設は鉄骨造地上2階建ての立体倉庫で、1層目はトラックバースと荷捌きエリア(+5℃帯)、2層目は天井吹き抜け高さ約30mの空間に自動ラックを設置する冷凍保管エリア(−25℃帯)を配置する。冷凍保管エリアは日常的に人が立ち入る必要がない設計で、2030年のフロン規制を見据えた自然冷媒冷却機を採用する。神戸淡路鳴門自動車道「布施畑IC」から約1km、神戸市営地下鉄「総合運動公園」駅から徒歩約7分のアクセスだ。
同社は冷凍自動倉庫を全国で多拠点展開しており、2024年に所沢・八戸で竣工したほか、川崎市東扇島2カ所、越谷市、袋井市、名古屋市、大阪市南港、マレーシアでも開発を進める。開発・システム運営・庫内荷役を一体で手がける「三位一体」モデルを構築し、独自プラットフォーム「COLD X NETWORK」で入出荷から在庫管理までをウェブ完結させる仕組みだ。
国内コールドチェーン市場は2033年に703億ドル規模への成長が見込まれる一方、2030年フロン規制や人手不足で新規供給は停滞している。自然冷媒と省人化を両立する同社の施設は、こうした構造的課題への解答として注目される。
物件概要
名称:LOGI FLAG TECH 神戸弥栄台Ⅰ
事業主:霞ヶ関キャピタル株式会社(アセットマネジメント業務受託)
所在地:兵庫県神戸市須磨区弥栄台
最寄IC:神戸淡路鳴門自動車道「布施畑IC」より約1km
最寄駅:神戸市営地下鉄西神・山手線「総合運動公園」駅 徒歩約7分
着工:2026年3月
竣工予定:2028年2月
規模:鉄骨造 地上2階
面積:敷地面積 約2,544坪、延床面積 約5,823坪
温度帯:冷凍(−25℃)、荷捌き(+5℃)
収容能力:約15,000パレット
LOGI FLAG TECH 主要拠点の比較
拠点名 | 所在地 | 収容能力 | 竣工(予定) |
所沢Ⅰ | 埼玉県三芳町 | 約4,200パレット | 2024年9月(竣工済) |
八戸Ⅰ | 青森県八戸市 | − | 2024年10月(竣工済) |
神戸弥栄台Ⅰ | 兵庫県神戸市 | 約15,000パレット | 2028年2月(予定) |
東扇島Ⅰ | 神奈川県川崎市 | − | 2026年夏(予定) |