愛知県一宮市で物流施設が竣工 オリックス不動産

オリックス不動産が愛知県一宮市で開発を進めていたマルチテナント型物流施設「一宮ロジスティクスセンター」が2026年4月30日に竣工した。同社にとって愛知県内6件目の物流施設となる。
施設は地上4階建てで、延床面積は約23,155坪。約4,760坪の1フロア利用に加え、最小約1,350坪からの分割利用も可能とし、最大12テナントの入居に対応する。建物はシングルランプウェイを採用し、トラックは各階に直接アクセス可能。また、1フロアあたり10t車42台が同時接車できるトラックバースを確保する。
施設は東海北陸自動車道「一宮西IC」から約3.5km、名神高速道路「一宮IC」から約6kmに所在。東海エリアと関東・関西・北陸を結ぶ交通結節点にあり、周辺ではマルチテナント型の大規模物流施設の開発が進む。直近でも、2025年5月に「MFLP一宮」(延床面積約19,974坪)、2026年1月に「CPD一宮」(延床面積約23,761坪)が竣工した(参考記事:愛知県で物流施設2件が竣工 センターポイント・ディベロップメント)。
物流2024年問題に加え、一宮市では将来的な人口減少も見込まれる。2020年国勢調査を基にした推計では、2045年の生産年齢人口は2025年比で78.6%となる見通しであり、雇用確保は難航する見通しだ。本物件では施設内2カ所に計206席のカフェテリアを配置するほか、名古屋鉄道尾西線「苅安賀」駅徒歩9分の立地で鉄道通勤にも対応。労働環境の選別が進む中、物流施設にも職場としての差別化が求められる。
施設概要
- 名称:一宮ロジスティクスセンター
- 事業主:オリックス不動産株式会社
- 所在地:愛知県一宮市萩原町林野字鷺宮1-1
- 最寄IC:東海北陸自動車道「一宮西IC」約3.5km/名神高速道路「一宮IC」約6km/名古屋高速16号一宮線「一宮東IC」約5.7km/東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」約0.2km
- 最寄駅:名古屋鉄道尾西線「苅安賀」駅 徒歩9分
- 着工:2024年6月20日
- 竣工:2026年4月30日
- 規模:地上4階(鉄骨鉄筋コンクリート造)
- 面積:敷地面積 約9,706坪/延床面積 約23,155坪
- 床荷重:1.5t/㎡
- 天井高:梁下有効高さ5.5m以上
- バース数:168台(10t車)
- 駐車場:普通車161台/大型トラック待機場20台
- 設計:前田建設工業株式会社
- 施工:前田建設工業・TSUCHIYA建設工事共同企業体
- 環境認証:ZEB、CASBEE(新築)Aランク(取得予定)