北九州市で物流施設を着工、自動運転切替拠点としても活用へ 東急不動産

東急不動産は2026年7月13日、福岡県北九州市小倉南区で物流施設「(仮称)LOGI’Q 小倉東 PJ」に着工した。2027年末の竣工を予定しており、自動運転トラックの無人/有人運転の切替拠点としての活用も検討する。
施設は九州自動車道「小倉東」ICから約2kmに位置する。地上2階建てで、延床面積は約10,679坪。製造業が集積する北九州の立地を背景に、多様な商材の保管・物流ニーズに対応する計画で、高床・低床を組み合わせたハイブリッド両面バースを採用するほか、1階の床荷重は2.0t/㎡を確保。近隣では、野村不動産が開発する「(仮称)Landport小倉」も2027年9月の竣工を予定しており、小倉南区周辺で大型物流施設の供給が続く(参考記事:北九州市で物流施設を開発 野村不動産)。
尚、東急不動産は2026年7月14日、T2、北九州市と、自動運転トラックを活用した広域輸送ネットワークの拠点整備に向けた基本協定を締結した。自動運転トラックを用いた輸送事業者が参画する官民連携協定は全国初となる。
T2は、一定条件下で自動運行装置が運転操作を担うレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの九州圏への延伸を目指しており、2025年には東急不動産と資本業務提携を結んでいる。同社は高速道路での無人運転と一般道での有人運転を切り替える拠点を整備しており、本施設も同様の切替拠点としての活用を検討する。今後、東急不動産が九州圏で開発する物流施設についても、切替拠点に活用する計画だ。
東急不動産は2016年に物流事業へ参入して以降、全国で物流・産業施設の開発を進めてきた。2026年3月時点で全国53件の開発に携わっており、2030年度までに物流・産業施設で5,800億円の投資を計画している。
物件概要
- 名称:(仮称)LOGI’Q 小倉東 PJ
- 事業主:NT小倉東開発合同会社
- 所在地:福岡県北九州市小倉南区長野本町二丁目
- 最寄IC:九州自動車道「小倉東IC」約2km
- 最寄バス停:西鉄バス「津田第二」 徒歩5分
- 着工:2026年7月13日
- 竣工:2027年12月28日(予定)
- 規模:地上2階(鉄骨造)
- 面積:敷地面積 約9,835坪/延床面積 約10,679坪
- トラックバース:46台(北側:高床式/南側:低床式)
- 駐車場:78台
- トラック待機場:15台(うち40ftトレーラー4台)
- 床荷重:1階 2.0t/㎡/2階 1.5t/㎡
- 設計:川田工業株式会社 一級建築士事務所
- 施工:川田工業・髙藤建設・九州建設特定建設工事共同企業体