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沖縄県那覇市のホテル開発用地を取得、霞ヶ関キャピタル

霞ヶ関キャピタルは2025年6月、沖縄県那覇市樋川に所在する敷地面積約1,100㎡のホテル開発用地を取得した。同社は当該用地を販売用不動産として保有し、自社が展開する多人数向けブランド「FAV HOTEL」や「FAV LUX」などの開発を検討している。対象地は那覇市中心部に近接するロケーションで、国内外の観光客需要が見込める。

沖縄県の観光客数は2024年6月時点で月間74万8,000人と前年同月比12.8%増まで回復している他、今年に入り中華圏からのインバウンド需要も回帰傾向にある。こうした流れを受け、グループ旅行やファミリー層を収容できる客室構成へのニーズが高まっており、同社はその需要を取り込む考えと見られる。建物規模や開業時期は未定だが、同社はグループ内の運営機能を活用し、開業後のマネジメントまで自社で一貫して担う。

霞ヶ関キャピタルは全国で30件のホテル計画を推進しており、本件を含めると同社の沖縄案件は4件(稼働・開発計画)となる。石垣島では121室の大規模リゾート「seven x seven 石垣」を2025年秋に開業予定しており、宮古島では敷地22,700㎡の「宮古伊良部島ホテルプロジェクト」と「宮古島西浜ビーチホテルプロジェクト」を計画。県内の開発パイプラインを着実に拡充している。

案件概要

  • プロジェクト名称:那覇市樋川ホテルプロジェクト

  • 事業主:霞ヶ関キャピタル株式会社

  • 取引価格:非公表

  • 所在地:沖縄県那覇市樋川

  • 面積:敷地面積 約1,100㎡

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