八潮の物流倉庫を譲渡 ライオン事務器
ライオン事務器は2026年3月12日、埼玉県八潮市の物流倉庫を国内の事業法人に譲渡することを決議した。譲渡価額は1,050百万円で、引渡しは2026年8月を予定している。
物件は「八潮物流倉庫」で、土地面積は約2,560坪、建物面積は約1,835坪(登記簿面積)。八潮市は東京外環自動車道の草加IC・三郷西ICへのアクセスが良好で、首都圏への配送拠点として需要が底堅いエリアに位置する。
ライオン事務器は文具・オフィス家具の製造販売を主力とする老舗メーカーである。2026年9月期は売上高404億円、経常利益137百万円を見込み、3期連続増収・4期連続増益を計画する。同社は今回の売却理由として「経営資源の有効活用及び資本効率の向上」を挙げており、上場企業として本業への資源集中と財務効率化を進める姿勢がうかがえる。
八潮市周辺では物流施設の開発が活発化している。隣接する三郷市ではオリックス不動産が「三郷Ⅰ・Ⅱロジスティクスセンター」を相次ぎ竣工させたほか(参考記事:埼玉県三郷市で物流施設が竣工 オリックス不動産)、八潮市北部では三菱商事都市開発が大規模開発のパートナー企業に選定された。2030年度完成予定の外環八潮スマートIC・PA整備も進んでおり、エリアの物流適地としてのポテンシャルは高まっている。
八潮・三郷エリアの物流開発動向
プロジェクト | 所在地 | 事業者 | 延床面積 | 竣工(予定) |
三郷Ⅰロジスティクスセンター | 三郷市 | オリックス不動産 | 約13,700坪 | 2026年1月 |
三郷Ⅱロジスティクスセンター | 三郷市 | オリックス不動産 | 約10,600坪 | 2025年10月 |
八潮市北部拠点開発 | 八潮市 | 三菱商事都市開発 | 未定 | 2026年度以降 |
外環八潮スマートIC・PA | 八潮市 | NEXCO東日本・八潮市 | - | 2030年度 |
物件概要
物件名称:八潮物流倉庫
売主:株式会社ライオン事務器
買主:非公表(国内事業法人)
譲渡価額:1,050百万円
所在地:埼玉県八潮市大字二丁目(土地:宇上173番他、建物:宇上175番他)
面積:土地面積 約2,560坪、建物面積 約1,835坪(登記簿面積)
現況:賃貸中