大阪府八尾市で3棟目となる物流施設を開発、日本GLP
日本GLPは7月24日、先進的物流施設「GLP八尾Ⅲ」の開発計画を発表した。大阪府八尾市所在の同計画は2026年着工予定、竣工は2027年を予定し、シングルテナント専用のボックス型として高いセキュリティとオペレーション効率を両立させる計画である。
計画地は近畿自動車道「八尾IC」や阪神高速13号東大阪線、東大阪JCTに近接し、JR関西本線「久宝寺」駅徒歩8分と公共交通の利便性も高く、半径5km圏の労働人口は約47万人に達する。庫内スペックは有効天井高5.5m、床荷重1.5t/㎡、荷物用エレベーターおよび垂直搬送機を標準装備する想定だ。
日本GLPが八尾市で手掛ける物流施設は既存の「GLP八尾Ⅰ」「GLP八尾Ⅱ」に続き3棟目であり、周辺施設との連携活用によりテナントの配送網を強化できるポテンシャルがある。今回もCASBEE認証およびZEB化を予定しており、ESG志向の投資家や荷主企業のニーズに応えることで資産価値向上を図る方針である。
施設概要
名称:GLP八尾Ⅲ
事業主:日本GLP株式会社
所在地:大阪府八尾市神武町1丁目68
最寄駅:JR関西本線「久宝寺」駅 徒歩8分
建物規模:地上4階
面積:延床面積 約3,993坪
着工:2026年7月(予定)