豊洲の大規模再開発計画が完了、IHI・三菱地所

IHIと三菱地所は、豊洲二・三丁目地区最後の大規模再開発計画である「豊洲セイルパークビル」が7月24日商業エリア21店舗の開業をもって完成したと発表した。シェア企業寮「TRIAL HOUSE “TAMESU”」は8月1日入居開始、インキュベーション施設「LIFESTYLE LAB “TOYONOMA”」ば9月1日に開業を予定する。
本物件は地下1階地上15階、延床面積約26,922坪の計画で、飲食・物販・サービス・クリニック計21店舗の商業と、スタートアップ支援を担うインキュベーション施設、若手人材の受け皿となるシェア企業寮を一体的に配置する。4〜15階のオフィスは基準階約1,275坪でZEB Orientedを取得し、非常用発電機は72時間対応とした。
IHIと三菱地所による豊洲再開発は2010年竣工の「豊洲フロント」、2014年竣工の「豊洲フォレシア」に続き3件目で、街区全体の貸付有効面積は計約63,000坪に達する。職住近接の利便性に加え、インキュベーションと住機能を組み合わせることで企業の新規事業創出と若手人材定着を図り、「都市型人材インフラ」の実装を掲げる。
施設概要
名称:豊洲セイルパークビル(TOYOSU SAIL PARK B棟)
事業主:株式会社IHI・三菱地所株式会社
所在地:東京都江東区豊洲二丁目14-2・14-4・14-5
最寄駅:東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ「豊洲」駅 徒歩5分
建物規模:地上15階/地下1階、塔屋1階
面積:延床面積約26,922坪
着工:2022年7月
竣工:2025年6月
開業日:
2025年7月24日(商業エリア)
2025年8月1日(TAMESU入居開始)
2025年9月1日(TOYONOMA開業予定)