不動産テックのカナリー、組織拡大に伴い住友不動産三田ガーデンタワーに移転
株式会社カナリーは2025年7月25日、組織拡大に伴い本社を港区三田の超高層複合ビル住友不動産東京三田ガーデンタワー27階へ移転することを発表した。従業員数が過去1年で約2倍に増加したことを受け、さらなる事業拡大と組織強化を目的に本社を移転するもので、貸室面積は旧拠点比で約2.6倍の約364.85坪となる。
カナリーは2018年創業の不動産テック・スタートアップで、賃貸物件検索アプリ「CANARY」と仲介業務特化型SaaS「CANARY Cloud」を組み合わせ、部屋探しから仲介会社の顧客管理・追客、電子契約・決済までを一気通貫でデジタル化し、不動産取引のDXを推進する。2024年2月の資金調達ではクレディセゾンとの提携で約1,000百万円を調達し、累計調達額は約3,200百万円に達している。
移転概要
移転時期:2025年8月
移転元:PMO麹町(東京都千代田区麹町6-2-6)
移転先:住友不動産東京三田ガーデンタワー(東京都港区三田三丁目5-19)
移転先物件概要
竣工:2023年2月
規模:地上42階/地下4階
延床面積:約60,413坪
基準階面積:約1,204坪
天井高:3,000mm
空調:完全個別空調
エレベーター:48基