大阪府高槻市で物流施設が竣工、オリックス不動産

オリックス不動産は2025年7月、マルチテナント型物流施設「高槻ロジスティクスセンター」の竣工を発表した。同物件は名神・新名神両高速ICから約7km、阪急京都線「高槻市」駅から約2.1kmに位置し、広域配送と都市近接の双方を満たす交通利便性の高いロケーションである。
物件は4階建て延床面積約1万9,136坪。1階と3階に直接接車できるスロープを備え、10トントラック83台が同時にバースに横付け可能。梁下有効高は5.5m以上を確保し、最小区画約2,500坪・最大6テナントまで柔軟に分割賃貸に対応する。付帯施設として107席のカフェテリアを設置し、敷地内別棟にシャワーブース付きドライバー休憩室を整備。免震装置と非常用発電機を備え、屋上太陽光発電と非化石証書付き電力により100%再生可能エネルギーを供給し、ZEB認証を取得した。
オリックスグループは東名阪を中心に物流施設52物件の開発実績を持つ。同社は本施設を関西圏の広域配送拠点とし、環境配慮型物流プラットフォームを一層拡充する方針だ。
施設概要
施設名称:高槻ロジスティクスセンター
事業主:オリックス不動産株式会社
所在地:大阪府高槻市下田部町2丁目7番
最寄IC:新名神高速道路「高槻IC」約6.5km/名神高速道路「茨木 IC」約 7.0km
最寄駅:阪急京都線「高槻市」駅 徒歩26分
規模:地上4階
着工:2024年1月4日
竣工:2025年6月30日