古河市でHAZMAT倉庫10棟が竣工、EV・バッテリー物流需要に対応 プロロジス

プロロジスが茨城県古河市で開発を進めていた「プロロジスパーク古河7」が2026年2月に竣工した。マルチテナント型のHAZMAT倉庫10棟で構成され、リチウムイオンバッテリーや化粧品、アルコール類など危険物の保管需要に対応する。
施設は北利根工業団地内に立地し、敷地面積約6,825坪、延床面積約3,590坪。各棟に泡消火設備を備え、奥行5mの庇で雨天時の荷役作業にも配慮した。これによりフェーズ2のHAZMAT倉庫は計19棟(古河6で8棟、古河7で10棟)となり、フェーズ1と合わせると29棟を数え、国内最大級のHAZMAT倉庫群が形成される。
同施設の開発背景には、EV普及に伴うリチウムイオン電池(LIB)の保管需要急増がある。LIBは消防法上の危険物に該当し、一般倉庫では保管できないため、専用のHAZMAT倉庫が必要となる。国内の危険物倉庫は慢性的に不足しており、車載用LIBの市場拡大に伴い需給逼迫が深刻化している。なお、プロロジスパーク古河では丸和運輸機関が2024年9月に賃貸契約を締結しており、HAZMAT倉庫とドライ倉庫間の動線設計により、複数施設の一体運用が可能となる。
物件概要
名称:プロロジスパーク古河7
事業主:プロロジス
所在地:茨城県古河市北利根(北利根工業団地内)
最寄IC:圏央道「境古河IC」より約10分
着工:2025年2月
竣工:2026年2月
規模:地上1階建て・鉄骨造(10棟・管理棟含む)
敷地面積:約6,825坪
延床面積:約3,590坪
用途:マルチテナント型HAZMAT倉庫
設計・施工:三和建設