「マリノアシティ福岡」跡地にアウトレットモール建設 　三井不動産

三井不動産は2025年11月5日、福岡市西区小戸の「マリノアシティ福岡」跡地に新たなアウトレットモールを建設すると発表した。2027年春の開業を予定している。

計画地は福岡市営地下鉄空港線「姪浜」駅から車で約5分の立地に位置する。敷地面積は約25,800坪、延床面積は約35,600坪で、約200店舗が出店する計画となっている。マリノアシティ福岡のアウトレット棟を建て替えるとともに、一部既存建物をリニューアル・再活用する。

三井不動産は九州エリアにおいて商業施設の開発を積極的に進めており、今回の計画は同社にとって福岡市内での大型商業施設開発の重要なプロジェクトとなる。建て替え後の施設は、西日本有数の商業集積地としての地位を強化する狙いがある。

姪浜駅徒歩20分圏内の賃料水準は2025年時点で6,800円/坪となっており、稼働率は99%台と高水準を維持している（estieのレジリサーチデータを基に編集部にて調査）。今回の大規模アウトレットモール開発により、周辺の居住需要がさらに高まることが見込まれる。

物件概要

• 名称：（仮称）三井アウトレットパーク 福岡

• 事業主：株式会社三井不動産、福岡地所株式会社

• 所在地：福岡県福岡市西区小戸二丁目12他

• 最寄駅：福岡市営地下鉄空港線「姪浜」駅から車で約5分

• 着工：2025年11月

• 竣工予定：2027年春

• 規模：地上2階建

• 面積：敷地面積約25,800坪、延床面積約35,600坪