名古屋・港区で大型物流施設が竣工 シーアールイー

シーアールイーが開発を進めていた大型物流施設「ロジスクエア名古屋みなと」が2025年12月31日に竣工した。同物件は名古屋市港区大江町に位置し、地上4階建て、延床面積約15,121坪のマルチテナント型施設である。竣工に先立ち複数のテナント企業と賃貸借契約で合意しており、内定率は約75%に達している。
施設は名古屋高速4号東海線「木場」ICまで約1.8kmの立地で、同ICから新東名高速道路・新名神高速道路へつながる「東海」JCTまでは約6kmと、中部圏のみならず東日本・西日本への広域配送拠点として優位性がある。名古屋港飛島ふ頭北コンテナターミナルまで約16km、中部国際空港(セントレア)まで約32kmと、輸出入貨物輸送にも適した物流適地となる。周辺は24時間操業可能な工業専用地域であり、港区・南区で合計約27万人の人口を擁することから雇用確保面でも有利である。
施設の基本スペックは、床荷重1.5t/㎡(2.5tフォークリフト走行可)、有効高さ5.5m以上、照度平均250ルクス以上を確保。1階・3階にトラックバースを設け、3階へ大型車両が直接乗り入れ可能な車路スロープを備える。荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)は1-2階専用4基、3-4階専用4基を実装し、最大4テナントへの分割賃貸が可能だ。環境性能面ではBELS評価6つ星、CASBEE-建築(新築)Aランク、ZEB Readyを取得している。
愛知県内では2025年に「MFLP一宮」(三井不動産、延床約2万坪)、「Landport 東海大府I」(野村不動産、延床約7.5万坪)、「LOGIFRONT名古屋みなと」(日鉄興和不動産・トヨタホーム)など大型物件の竣工が相次いだ。本物件もこうした供給増の一角を担っている。竣工前内定率75%は、好立地の新築物件に対するテナント需要の底堅さを示している。
物件概要
名称:ロジスクエア名古屋みなと
事業主:株式会社シーアールイー
所在地:愛知県名古屋市港区大江町
最寄IC:名古屋高速4号東海線「木場」IC 約1.8km
着工:2024年11月11日
竣工:2025年12月31日
規模:鉄骨造 地上4階建て(1階・3階接車バース)
敷地面積:約6,317坪
延床面積:約15,121坪
設計監理:株式会社塩浜工業
施工:塩浜工業・中電不動産特定建設工事共同企業体
床荷重:1.5t/㎡
有効高さ:5.5m以上
環境認証:BELS 6つ星、CASBEE-建築(新築)Aランク、ZEB Ready