台湾・高雄の住宅開発事業に参画 三菱地所

三菱地所は2025年8月22日、台湾南部・高雄市を拠点とする住宅デベロッパーの郡都グループが推進する住宅開発事業「郡都大成」プロジェクトに参画すると発表した。台湾南部における同社初の事業で、総事業費は約30億NTD(約150億円、NTD=5円換算)。着工は2025年8月末予定、竣工は2029年を予定する。
計画地は高雄市中心部・苓雅区に位置し、ターミナル駅の「高雄」駅へは車で約10分、現在計画中のMRT(地下鉄)の新駅まで徒歩10分の距離にあり、高い交通利便性を有する。物件は地上23階、地下5階、総戸数215戸の住宅棟に一部店舗区画を計画。アッパー層を主なターゲットとした商品設計とする。
同社はこれまで、台北を中心に台湾北部にて事業展開を推進し、分譲マンション開発として4件の実績を積み上げてきた。高雄を中心とした台湾南部にもエリアを拡大しプレゼンス向上を図る。
物件概要
名称:「郡都大成」プロジェクト
事業主:象田建設股份有限公司(郡都グループが設立したプロジェクト会社)
所在地:高雄市苓雅区成功一路
最寄駅:「MRT計画」新駅 徒歩10分
規模:地上23階/地下5階
敷地面積:1,225㎡
販売面積:21,620㎡
総戸数:分譲住宅 215戸(2LDK・3LDK)、分譲店舗 4区画
着工:2025年8月末(予定)
竣工:2029年(予定)