赤坂のホテルを87億円で取得 野村不動産マスターファンド投資法人
野村不動産マスターファンド投資法人は2026年8月18日、港区赤坂三丁目の「ベストウェスタンホテルフィーノ東京赤坂」を取得することを決定した。取得予定日は同年9月1日で、取得予定価格は87億円。売主はイチケンだ(参考記事:赤坂所在のホテルを売却 イチケン)。
同ホテルは東京メトロ「赤坂見附」駅、「赤坂」駅からそれぞれ徒歩3分に位置する。2020年3月竣工の地上13階・地下1階建てで、客室数は87室。ダブルルームが約86%を占め、宿泊客の95%を外国人が占める。周辺にはオフィスや大使館なども集積し、訪日客に加えてビジネス需要も見込める。
ホテルの運営はポラリス・ホールディングスが担う。賃貸借契約はホテルの営業総利益(GOP)に一定料率を掛けて賃料を算出する完全変動賃料型。取得予定価格に対する鑑定NOI利回りは4.4%となる。
港区の2024年の延べ宿泊者数は808万人で、同区は2026年の目標を900万人以上としている。同投資法人は、インバウンドを中心とする宿泊需要の拡大と、完全変動賃料型の契約による中長期的な収益成長を見込む。本取得後、保有するホテルは9物件、取得価格合計は約370億円となり、ポートフォリオに占める比率は3.3%となる。
取得物件概要
- 名称:ベストウェスタンホテルフィーノ東京赤坂
- 買主:野村不動産マスターファンド投資法人
- 売主:株式会社イチケン
- 取得形態:不動産(取得予定日に信託契約を解除)
- 契約締結予定日:2026年8月20日
- 取得予定日:2026年9月1日
- 取得予定価格:8,700百万円
- 鑑定評価額:10,930百万円(2026年7月1日時点、日本ヴァリュアーズ株式会社)
- 鑑定NOI:385百万円
- 鑑定NOI利回り:約4.4%
- 所在地:東京都港区赤坂三丁目7-12
- 最寄駅:東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附」駅 徒歩3分/千代田線「赤坂」駅 徒歩3分
- 竣工:2020年3月
- 規模:地上13階/地下1階(鉄骨・鉄筋コンクリート造)
- 用途:ホテル・店舗
- 面積:敷地面積 約134坪/延床面積 約721坪/賃貸可能面積 約660坪
- 客室数:87室
- テナント数:2
- テナント:ポラリス・ホールディングス株式会社ほか1社
- ホテルオペレーター:ポラリス・ホールディングス株式会社
- 賃料形態:完全変動賃料型(ホテルGOP連動)
- 稼働率:100.0%(2026年9月1日時点予定)
- PM:サンフロンティア不動産株式会社