大阪倉庫を子会社化、関西でマスターリース基盤獲得 シーアールイー
シーアールイーは2026年1月30日、大阪倉庫の株式取得に関する株式譲渡契約を締結した。NIPPON EXPRESSホールディングスが保有する全株式(79.35%)を取得し、同社を子会社化する。株式譲渡の実行予定日は2026年6月1日。取得価額は非公表。
大阪倉庫は1921年に大阪初の危険物専門倉庫業者として創業した老舗企業。現在は倉庫業に加え、物流施設を一括で借り上げてテナント募集から運営管理まで行うサブリース事業を展開している。2024年12月期の売上高は31億2,000万円、営業利益は5億5,300万円、純資産は54億円。本社は大阪市中央区に所在する。
シーアールイーは2025年3月にSMFLみらいパートナーズ(三井住友ファイナンス&リース傘下)によるTOBが成立し上場廃止となった。今回の子会社化は、SMFLグループの資金力を背景に物流不動産事業を拡大する方針の一環とみられる。同社は現在、約1,300物件・約48万坪(約158万㎡)のマスターリース管理を手がけており、関西エリアでの事業基盤獲得によるポートフォリオの地域分散とストック収益拡大を狙う。
一方、売主のNXホールディングスは事業ポートフォリオの見直しによる成長分野へのシフトや低収益・ノンコア事業の整理を進めている。大阪倉庫は収益構成が不動産事業に偏重していたことから、グループ内での相乗効果やベストオーナーの観点を検討した結果、切り離しを決めた。
取引概要
買主:株式会社シーアールイー
売主:NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社
対象会社:大阪倉庫株式会社
取得株式数:普通株式3,286,080株(議決権3,286個)
取得後の議決権所有割合:79.39%
取得価額:非公表
契約締結日:2026年1月30日
株式譲渡実行予定日:2026年6月1日
対象会社概要
会社名:大阪倉庫株式会社
本社所在地:大阪府大阪市中央区今橋4丁目1番1号 淀屋橋三井ビルディング15階
設立:1921年12月17日
資本金:240百万円
事業内容:倉庫業、物流施設のサブリース事業、不動産の売買・仲介・管理等