東大阪のロジスティクスセンターを売却、産業ファンド投資法人
産業ファンド投資法人は、大阪府東大阪市に保有する物流施設「IIF 東大阪ロジスティクスセンター」の不動産信託受益権の売却を発表した。譲渡価格は5,250百万円で、2025年1月時点の帳簿価額2,415百万円の2倍以上、鑑定評価額4,560百万円をも上回る価格での取引となる。
対象物件は1991年11月に竣工した鉄骨造地上5階建て、延床面積約6,125坪の物流施設である。産業ファンド投資法人は2013年4月に本物件を取得して以降、安定的に運用を継続。2023年4月には主要テナントと15年間の長期定期建物賃貸借契約を締結した。
本取引による売却益は2026年1月期から3期にわたって投資主への分配金として還元する計画である。また、売却で得た資金の一部は自己投資口の取得や借入金の返済に充当するとしている。譲渡は2025年8月から2026年8月にかけて、3回に分けて実行される予定だ。
物件概要
物件名称:IIF 東大阪ロジスティクスセンター
買主:特別目的会社(名称非公表)
売主:産業ファンド投資法人
取引価格:5,250百万円
所在地:大阪府東大阪市若江東町六丁目7番46
竣工年月:1991年11月
規模:地上5階
面積:延床面積 約6,125坪