難波で築52年のビルを取得 東洋住宅販売
東洋住宅販売は、大阪市浪速区の「新日本難波ビル」を取得した。売主は有限会社サンテで、同社は2021年12月から約4年間保有していた。
同物件は1972年12月竣工の鉄筋コンクリート造地下1階付き地上6階建で、延床面積は約498坪。大阪メトロ御堂筋線「なんば」駅から徒歩約5分に立地する。築52年が経過した物件であり、店舗・事務所の複合用途として利用されてきた。
東洋住宅販売は2004年設立の不動産会社で、本社を大阪市中央区に構える。関西・中部東海エリアで不動産売買・仲介およびコンサルティング事業を手がけている。
難波エリアでは、南海電鉄・関電不動産開発・Osaka Metroによる「(仮称)難波千日前地点再開発プロジェクト」が進行中で、2031年の開業を予定している。同プロジェクトでは基準階約380坪のオフィスやホテルを備えた地上28階建の複合ビルが計画されており、同年春には「なにわ筋線」の開業も控える。こうした大規模再開発の進展により、難波エリアの不動産価値向上が期待される中での取得となった。
物件概要
物件名称:新日本難波ビル
買主:東洋住宅販売株式会社
売主:有限会社サンテ
所在地:大阪府大阪市浪速区難波中3丁目14-5
最寄駅:大阪メトロ御堂筋線「なんば」駅 徒歩約5分
竣工年月:1972年12月
規模:鉄筋コンクリート造 地下1階付き地上6階建
面積:延床面積 約498坪