岡山県早島町でヤマト運輸専用の物流施設が竣工 日本GLP

日本GLPが岡山県都窪郡早島町で開発を進めていた物流施設「Marq 早島4」が2026年5月に竣工した。BTS型施設として開発され、ヤマト運輸が1棟を利用する。
建物は地上3階建てで、延床面積は約15,000坪。冷凍・冷蔵倉庫区画を設け、多様な温度帯の荷物に対応する。また、各階へアクセスできるランプウェイを備え、1階には両面バースを設置。屋上には一部トラックにも対応する約400台分の駐車場を整備し、トラックドライバーの負担軽減や従業員の通勤利便性にも配慮した。
施設は山陽自動車道・瀬戸中央自動車道「早島IC」から約1.9kmに立地。早島エリアは山陽自動車道と瀬戸中央自動車道が交わる中四国物流の要衝で、周辺には岡山県総合流通センターをはじめ、日用雑貨メーカー、食品流通系企業、工業メーカーなどが集積する。直近では、2025年9月に「プロロジスパーク岡山」、2025年10月に「LOGIBASE岡山早島」が竣工した(参考記事:岡山市で物流施設が竣工 プロロジス、岡山県で物流施設が竣工 三井物産都市開発)。物流業界ではドライバーの時間外労働規制強化に伴い、幹線輸送の中継拠点の重要性が高まっており、関西・中国・四国を結ぶ本エリアへの物件供給が続く。
ヤマト運輸は本施設を中国・四国地方最大の統合型ビジネスソリューション拠点と位置づけ、在庫管理や流通加工などのロジスティクス機能と、全国の物流拠点への仕分け・輸配送機能を同一施設内で担う。同社は中期経営計画でコントラクト・ロジスティクス事業を成長領域に掲げており、2026年4月の物流統括管理者(CLO)設置義務化を背景に高まる3PL需要を取り込み、中四国の物流を束ねる中核拠点として活用していく方針だ。
施設概要
- 施設名:Marq 早島4
- 事業主:日本GLP
- 所在地:岡山県都窪郡早島町早島字畑岡4634番1外
- 最寄IC:山陽自動車道・瀬戸中央自動車道「早島IC」約1.9km
- 着工:2024年12月
- 竣工:2026年5月
- 規模:地上3階
- 面積:敷地面積 約10,000坪/延床面積 約15,000坪
- 環境認証:CASBEE認証、ZEB Ready認証
