内神田で「大手町ゲートビルディング」が竣工 三菱地所

三菱地所が千代田区内神田一丁目で開発を進めてきた「大手町ゲートビルディング」が2026年7月31日に竣工した。建物は地上26階・地下3階建てで、オフィス、商業施設、産業支援施設などで構成される。
通常のオフィスは8~17階、19~25階に位置し、基準階面積は約620坪。竣工時点で成約率は100%となった。18階にはフレキシブルオフィス「xLINK大手町ゲートビル」と、貸会議室などを備えた入居者専用ラウンジ「GATE LOUNGE」を設けた。三菱地所設計が13~17階に本店を移転するほか、日立建機が23~25階に本社を移転することが決まっている。
2~4階には、農や食に関わる企業・団体の交流や事業創出を支援する施設「MINORIWA」を整備し、2026年8月31日に開業する。商業ゾーンと観光案内所は同年9月7日から順次開業する予定で、飲食店やカフェ、クラフトサケ醸造所などが入る。
建物南側の日本橋川には歩行者専用橋「仲通り散歩橋」を新設し、大手町仲通りから神田方面へ歩行者動線を延伸した。西側には約1,000㎡の「内神田仲通り広場」を設け、川沿いには「内神田川端緑道」と防災船着場「鎌倉河岸船着場」を整備した。
計画地には従前、コープビルと日立鎌倉橋ビルが立地しており、両敷地を含む街区を第一種市街地再開発事業によって一体的に更新した。本開発は、三菱地所が大手町・丸の内・有楽町エリアで推進する「まちまるごとワークプレイス」構想に関連する3つの開発プロジェクトの一つ。ほかに「TOKYO TORCH Torch Tower」と「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」の開発が進められている。

物件概要
- 物件名称:大手町ゲートビルディング
- 事業名称:内神田一丁目地区第一種市街地再開発事業
- 事業主:三菱地所株式会社/農林中央金庫/株式会社日立プロパティアンドサービスほか
- 所在地:東京都千代田区内神田一丁目1-16
- 最寄駅:東京メトロ・都営地下鉄「大手町」駅 徒歩3分/JR・東京メトロ銀座線「神田」駅 徒歩6分
- 竣工:2026年7月31日
- 規模:地上26階/地下3階/塔屋2階
- 高さ:約130m
- 面積:敷地面積約1,544坪/基準階面積 約620坪/延床面積約25,833坪
- 用途:事務所/飲食店/貢献施設/駐車場
- 設計:株式会社三菱地所設計
- 施工:大成建設株式会社/株式会社関電工/新菱冷熱工業株式会社/斎久工業株式会社/株式会社日立ビルシステム