バンコクでホテル開発に初参画 東京建物

東京建物は、タイの現地法人「Tokyo Tatemono (Thailand) Ltd.」を通じて、バンコクのホテル開発事業「voco Bangkok Siam」に参画した。タイにおけるホテル開発は同社として初の取り組みとなる。
計画地は大規模商業施設が集積するサイアムエリアに位置し、BTSシーロムライン「National Stadium」駅 徒歩3分、BTSスクンヴィットライン・シーロムライン「Siam」駅 徒歩7分の立地である。建物は鉄筋コンクリート造・地上29階建て、総客室数350室を計画し、オールデイダイニングやバー、プール&プールバー、ミーティングルーム、ジムなどを備える。
本事業はSC Asset Corporation Public Company Limitedの子会社であるSCX Corporation Company Limitedとの共同事業で、IHG (Thailand) Limitedが運営し、IHGのプレミアムブランド「voco」として2029年夏頃の開業を予定する。サイアムエリアは商業・観光機能が集積するバンコク有数の拠点であり、本計画はこうした立地特性を背景に、観光需要の取り込みを図るホテル開発として位置付けられる。
物件概要
名称:voco Bangkok Siam
事業主:東京建物株式会社、SCX Corporation Company Limited
運営会社:IHG (Thailand) Limited
所在地:タイ王国バンコク都パトゥムワン区
最寄駅:BTSシーロムライン「National Stadium」駅 徒歩3分
規模:地上29階
総客室数:350室
着工:2026年9月頃(予定)
開業:2029年夏頃(予定)