東京・築地所在の「汐留イーストサイドビル」を売却、阪急阪神リート投資法人
阪急阪神リート投資法人は2025年6月30日、東京都中央区築地に所在する「汐留イーストサイドビル」の準共有持分20%を3,360百万円で国内事業法人に譲渡した。今年3月に80%持分(13,440百万円)を売却済みであり、合計売却金額は16,800百万円となる。
同ビルは都営大江戸線「築地市場」駅徒歩5分に位置し、銀座エリアにも近接する立地が特徴である。阪急阪神リートは2008年当時、本物件を竣工とほぼ同タイミングで取得し、18年の長期保有を経て今回完全売却に至った。
取得以来長らく同投資法人の収益に貢献をしてきたが、本物件は売却時点で含み損を抱えており、同投資法人は当該含み損の早期解消と、アセット入れ替えによるポートフォリオの収益性および安定性向上を目論み、今回売却の意思決定をした。当該物件の売却資金は大阪のロードサイド型商業施設「フレンドマート茨木平田店」敷地(取得予定価格2,440百万円)に充当することを公表している。
物件概要
物件名称:汐留イーストサイドビル(準共有持分20%)
買主:非公表(国内法人)
売主:阪急阪神リート投資法人
取引価格:3,360百万円
所在地:東京都中央区築地5丁目4-18
最寄駅:都営大江戸線「築地市場」駅 徒歩5分/同「汐留」駅 徒歩7分
竣工年月:2007年9月
規模:地上8階
面積:延床面積 約3,614坪